人間国宝の落語家・柳家小三治(79)が3日、東京・有楽町朝日ホールでCD『朝日名人会ライヴシリーズ・柳家小三治』6ヶ月連続発売を記念したイベント『柳家小三治の会』を開催した。 一昨年には、変形性頚椎症のために手術を受けていた小三治だが、その後の高座について記者から「楽しそうに演じられているように感じる」と指摘されると「自分では意識してないけどね、そうですか。ありがとうございます。音楽でも芝居でも、そういうものに気づき始めたのかもしれないですね。まず自分が楽しめなきゃ、人に楽しさは伝わらないよなって。楽しいって感じてもらえることがうれしい。この先どうなっていくんでしょう。この辺がターニングポイントになるのかもしれないですね」と明かした。
2019/10/03