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宮沢りえ、デビュー作『ぼくらの七日間戦争』のアニメ映画版に当時の役で出演「心を揺さぶる事が出来ますように」

 女優の宮沢りえが役者デビューを飾り、映画初主演を務めた『ぼくらの七日間戦争』(1988年)。約30年の時を経て、北村匠海芳根京子のWの主演でアニメ映画化される『ぼくらの7日間戦争』(12月13日公開)に、宮沢が当時演じた中山ひとみ役として出演することが明らかになった。

アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』に出演する宮沢りえ

アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』に出演する宮沢りえ

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 1985年からシリーズ出版が続き、累計2000万部を突破している小説が原作の同映画。当時15歳の宮沢は、仲間たちを鼓舞して大人たちに反抗した学級委員というキャラクターを演じ、戦車とともにアイコンにもなると、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。2020年が舞台となる今回のアニメ映画版では、中山ひとみがどのような姿をしているのか、新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちと交流があるのかは、まだ明らかになっていない。

 メガホンをとった村野佑太監督は「かつての映画で中山ひとみを演じられた宮沢りえさんが、戻って来てはくれないだろうか。それは脚本段階からの一番の関心事でした」と本作への出演を願っていたという。続けて「快諾してくださった宮沢さんは、実写とアニメの垣根を越えて、時代を越えて、中山ひとみとしてスクリーンに戻ってきます。時代が変わり子どもたちを囲む環境に変化が訪れたとしても、きっと変わらぬ何かがあるはず。決して色あせない永遠の少女像である中山ひとみは、それを誰よりも説得力のある言葉で伝えてくれます」と役柄の一部についても話してくれた。

 宮沢は「ささやかな出演ですが、中山ひとみ役として参加させていただきました。私のデビュー映画『ぼくらの七日間戦争』が当時観てくださった方の記憶に刻まれたように、時代を超えて新たに息吹を与えられたアニメーション『ぼくらの7日間戦争』もみなさんの心を揺さぶる事が出来ますように。ぜひ映画館の大画面でお楽しみ下さい」と喜びのコメントを寄せた。

【映画あらすじ】
 いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守(北村)は、幼なじみの千代野綾(芳根)に片思いする。しかし、綾は一週間後に、父親の都合で東京へ引っ越すことに。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」という綾の本音を聴き、守は「逃げましょう」と彼女に告げる。そして綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。少年たちの精いっぱいの反抗が描かれる。

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