俳優の織田裕二(51)が18日、都内で行われたTBS系『世界陸上 2019 DOHA』(27日〜10月6日)の制作発表に登壇した。TBSで中継をスタートした1997年のアテネ大会以来、22年目、12大会連続のメインキャスターとなる織田は、同大会を自分にとって「“腐れ縁”じゃないですけど…」と例え、ともにキャスターを務めてきたフリーアナウンサー・中井美穂(54)が思わず立ち上がって「ちょっと〜!」と突っ込む場面も。「ひどい表現ですね」と発言した自ら苦笑しながらも、終始、同大会にかける強い思いを熱弁してみせた。 当初は「まさかこんなに長いことやるとは夢にも思っていなかった」という織田。球技経験はあるものの陸上部出身ではなく「陸上部って楽しくないだろうな、と思ってた」と本音も。「球技は目に見えやすいテクニックや連携プレイがあったりするけど100メートルなんて足の速いやつは生まれたときから決まっていくだろうと思ってた。ところがその陸上でさえ、もともと足の速いひとはもちろん、テクニック90%なんですよ、なんて聞いているうちに、あんなにシンプルに見える100メートルがそんなに奥深いものだったのか、と」と印象が変化していったそう。
2019/09/18