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映画『蜜蜂と遠雷』風間塵のピアノ担当・藤田真央が生演奏 演じた鈴鹿央士も感嘆

 俳優の鈴鹿央士とピアニストの藤田真央氏が4日、都内で行われた映画『蜜蜂と遠雷』(10月4日公開)の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席。この日は、劇中で風間塵が演奏するピアノの音を担当した藤田氏が生演奏を披露し、塵を演じた鈴鹿は「やっぱりすごいですよね。手の動き、柔らかい感じが独特ですよね」と感嘆の声をあげた。

映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した(左から)鈴鹿央士、藤田真央さん (C)ORICON NewS inc.

映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した(左から)鈴鹿央士、藤田真央さん (C)ORICON NewS inc.

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 映画の撮影前に東京オペラシティの最前列で藤田氏の演奏を生で見たという鈴鹿は「初めて聴いた時は、ピアノから出ている音ではないというか。きれいで包み込まれている感じがして、風間塵がそこにいるという感じだったんです」と回想。

 じっくりと演奏を見ていた鈴鹿に対し藤田氏は「役者さんってこんなに一挙手一投足を見ているのかと驚いたのと、演奏をすぐに演技に取り入れているのが素晴らしいなと思いました」と褒めたたえる。映像については「役者さんに注文をつけるわけにはいかないですから」と笑い「とにかく素晴らしかったです」と笑顔で話した。

 この日、藤田氏はフランスの作曲家・エリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴ」とショパンの「スケルツォ第3番 嬰ハ短調」の2曲を演奏すると「クラシック音楽に対して、一般の方は敷居が高いものを思っている方も多い。映画を観ていただければ、そうでもないということを理解いただけると思います」とクラシックに触れるきっかけにしてほしいと呼びかけていた。

 物語は「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり、注目を浴びている芳ケ江国際ピアノコンクールが舞台。天才たちが集結する予選会に挑む4人のピアニスト。かつて天才少女とうたわれるも母を亡くしたことがきっかけで音楽の世界から離れたが、再起をかけて舞台に戻ってきた栄伝亜夜(松岡茉優)。妻子を持ち、社会人として働くも夢を諦めきれず、最後のチャンスとしてコンクールに挑む明石(松坂桃李)。人気・実力を兼ね揃え、優勝候補筆頭のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)。亡き天才ピアニストが遺した謎の少年・風間塵(鈴鹿)たちが熱い戦いを経て、互いに刺激し合い、葛藤や成長の果てに覚醒していく4人の姿が描かれる。

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  • 映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した(左から)鈴鹿央士、藤田真央さん (C)ORICON NewS inc.
  • 生演奏を披露する藤田真央さん=映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベント(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した鈴鹿央士
  • 映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した藤田真央さん
  • 映画『蜜蜂と遠雷』の「藤田真央plays 風間塵」発売記念イベントに出席した(左から)鈴鹿央士、藤田真央さん (C)ORICON NewS inc.

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