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『仮面ライダージオウ』奥野壮×押田岳×渡邊圭祐が本音トーク 1年の集大成は「僕らが笑顔なら観てくれている人も笑顔になる」【後編】

 テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダージオウ』(毎週日曜 前9:00)。平成仮面ライダー最終作として、レジェンドキャストも登場し話題をさらっている。その劇場版『仮面ライダージオウ Over Quartzer』が7月26日に公開される。ORICON NEWSでは、常磐ソウゴ/仮面ライダージオウの奥野壮(18)、明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツの押田岳(22)、ウォズ/仮面ライダーウォズの渡邊圭祐(25)の鼎(てい)談を実施。後編では3人の関係性やこれからの『仮面ライダージオウ』などについて語った。

これからの『仮面ライダージオウ』について語った(左から)渡邊圭祐(ウォズ)、奥野壮(ソウゴ)、押田岳(ゲイツ) (C)ORICON NewS inc.

これからの『仮面ライダージオウ』について語った(左から)渡邊圭祐(ウォズ)、奥野壮(ソウゴ)、押田岳(ゲイツ) (C)ORICON NewS inc.

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■ウォズの決めせりふ「祝え!」と感想は?

 平成仮面ライダーシリーズ第20作記念にして、「平成」最後の作品となった『仮面ライダージオウ』。「王様になりたい」という夢を持つソウゴは、未来からやってきたゲイツ、ツクヨミ(大幡しえり)、ウォズとの出会いによって、50年後の世界では、自分が世界を支配する魔王・オーマジオウとなっていることを知った。

 だがソウゴは、サイテーサイアクの魔王ではなく、最高最善の魔王になることを宣言。自らの運命を変え、人々が平和に暮らせる未来を作るべく、仮面ライダージオウとして戦い続けている。今回の劇場版は“真の最終回”というべき内容となっている。

――撮影を終えて、ご飯に行ったりは

奥野:たまに行きますね。

押田:1回、うちで鍋やりましたね。

奥野:撮影終わりに急に圭祐さんが「くだものを食べたい」って言い出したんです。俺も食べたくて、一緒にスーパーに行ったんです。そしたら今度は「鍋たべたいなぁ」って。

渡邊:鍋の素があって(笑)。そういえば、岳が休みでヒマしてるって言ってたなって。

奥野:それで、よし電話しようって。

押田:電話、すぐに出ました。でも、もう2人の中では、やるのが決まってたみたいです(笑)。

――これまで多くのレジェンドキャストが出演しています。印象に残っているのは

奥野:僕は『仮面ライダービルド』の犬飼貴丈さん(桐生戦兎/仮面ライダービルド)、赤楚衛二さん(万丈龍我/仮面ライダークローズ)ですかね。自分たちにとって一番、身近な先輩で、近い存在。何も分からないまま、一緒に撮影していたんですけど、変身シーンで2人がぴったり揃っていて、すごくかっこよかった。『こうなりたいな』と憧れの眼差しで見ていました。

押田:事務所にヒーローを演じられた先輩がいっぱいいる。その先輩たちと共演したのが印象深いです。事務所に入ったときから、面倒を見てくださった方に僕らの作品に出ていただけて、一緒にお芝居できた。カメラに撮ってもらえたのは思い出です。『仮面ライダーカブト』の佐藤祐基さん(加賀美新/仮面ライダーガタック)には『もっと視点を広げてお芝居をした方がいい』とアドバイスをいただきました。

 あとは一緒のシーンではなかったんですが『仮面ライダー鎧武』の佐野岳さん(葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武)がウォッチを壮に渡すときに「俺たちにとっては、これが卒業式だから」と言っていたのを後から聞いた。僕がもらう場合もあるので先輩の思いを19人分、受け継がなきゃいけないんだなという思いを強くしました。

渡邊:1話から「祝え」をやってきました。最近、ようやくレジェンドの方のせりふに「毎回、アレやってるの」とかが入ってきんですが、その前は唯一、井上正大さんが演じた門矢士(仮面ライダーディケイド)が直接、言ってきたんです。あれでようやく存在意義がわかりました。「みんなにも見えるんだ」と思ったシーンで印象深いですね(笑)

――最初に「祝え」を見た感想は

奥野:いい声だなぁ、と(笑)。

押田:このキャラ、最後までいるのかなって思いました。

渡邊:最後までいれてよかった(笑)。

――そんな渡邊さんは年が一番上で頼りがいがある

押田:一番、現場が見えてると思います。

奥野:ジオウの動画ブログやイベントでトークする機会があるんですけど、頼りになりますね。困ってると、すぐに助けてくれます。

渡邊:「渡邊、天才」って書いといてください(笑)。

押田:僕は一緒にご飯に行くこともあるんですけど、人間的な部分のアドバイスももらいます。『ここは、こうした方がいい』とか。悩みを相談させてもらうことが多くて、本当にお兄ちゃんですね。

――押田さんはどういう存在に?

渡邊:本当にまっすぐでマジメ。本当にいい子ですね。だた、ちょっと不器用かな。シンプルにいっぱいいっぱいになってしまうんです。劇場版に出てる(織田信長役の)前野朋哉さんがアドリブで足すせりふが面白くて、僕らは笑っていたんですけど、ゲイツとしてやってる中で整理がつかなくなって1人だけ険しい顔になってました(笑)。もっと余裕を持とうよ、と。それは先輩の佐藤祐基さんからも言われてましたけど。

奥野:圭祐さんが言った通り、本当にまっすぐ。周りが見えなくなるぐらい集中できるのはスゴく才能だと思う。僕はなりたくても、なれないときがある。マジメでまっすぐなところを尊敬してます。そういうことができるのは、かっこいいですね。

――そんな奥野さんは

押田:バランスが取れてますね。スイッチの入れ方が本当にうまい。ちゃんとやるとこはやるし、抜いていいところは抜く。自分の最高のパフォーマンスに持っていくやり方が分かってますね。(特技の)バレエのときから培っているのかな。

渡邊:周りの人に影響されないですね。自分のペースがすごくしっかりしているんだな、と感じます。周りがどれだけ、うるさくても寝れますし(笑)。周りは見えているのに見ないようにすることもできる。自分の中の軸がしっかりしてますね。

――3人の関係性に撮影当初から変化はありましたか

3人:変わってないです

奥野:2人は完全に顔合わせで、初めましてでした。

押田:こっち(押田と渡邉)はオーディションで一緒で、微妙に早いんですよ。

渡邊:オーディションのときに話しかけられました。次、どんな役をやりたいかという質問の答えに食いついて。

押田:海外ドラマの話をしていて、僕も好きなんです。趣味が合うかな、と思って。

渡邊:「これ、観ました?」って話しかけられて、「気になってたんですよ」って返したんです。『仮面ライダージオウ』が決まって「そういば、あれ観ましたよ!」って話しかけたら「マジですか! 僕、まだ半分しか観てないです」と。どうなってるんだ、と(笑)。

押田:「まだ観てないんで、話さないでください」って言いましたね(笑)。

奥野:最初はぎこちなかったかもしれないですけど、だいぶ序盤でこうなりました。

渡邊:たぶん全員が全員のペースがあるんですよね。

――劇場版の見どころと、気になる今後の『仮面ライダージオウ』を教えてください

奥野:劇場版は“真の最終回”と言われるぐらいジオウの全部が詰まっている。僕らも全力で撮りました。ぜひ、劇場に足を運んでほしいです。テレビシリーズ本編は今後の展開は僕らもわからないので、なんとも言えないですけど、ラストに向けてキャスト一同、全力でお芝居を頑張れたらと思っています。みなさんに、いいものを届けるので最後まで見守ってくれたらうれしいです。

押田:映画は平成仮面ライダーを愛してくれた、みなさんに感謝を伝える作品です。テレビは最初に僕らは「誰かがソウゴを守るために死んで」とか「実はココとココが繋がってていて…」とか想像を膨らませていたんですけど、ここまで来たなら超ハッピーエンドで終わりたい。超王道な締めくくりができれば。

渡邊:映画は僕らの去年6月からの粋を極めた作品。物語とは別の部分でも僕らの成長を楽しんでいただけたら。物語も平成仮面ライダーとしての最終章として相応しい作品だと思う。テレビシリーズは最終話に向けて進んでいる。今まで以上に繋がりを意識していきます。最高のハッピーエンドとは行かなくても、ストーリーとして笑顔で終われたら。僕らが笑顔で終わるのは、もちろんですけど。

奥野:僕らが笑顔なら、たぶん観てくれている人も笑顔になると思う。そんな最後がいいね!

■『仮面ライダージオウ Over Quartzer』ストーリー

 突如、仮面ライダージオウたちの前に現れたクリム・スタインベルト(クリス・ペプラー)は、「君たちの助けが必要だ」と告げる。仮面ライダージオウたちは、クリム・スタインベルトの祖先を消し、仮面ライダードライブの歴史を抹消しようとしている人物がいることを突き止め、同じく彼に導かれた詩島剛/仮面ライダーマッハ(稲葉友)と手を取り、仮面ライダードライブの生みの親でもあるクリム・スタインベルトを守るため、1575年の戦国時代へ向かう。そして戦国時代に舞い降りた仮面ライダージオウたちを待ち受けるのは!? 仮面ライダージオウ“真の最終回”に相応しい壮大なスケールの物語となっている。

関連写真

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  • 劇場版『仮面ライダージオウ Over Quartzer』のビジュアル (C)劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映
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