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奈良美智、オリジナル作品《鳥への挨拶》24点 『高畑勲展』出品

 7月2日から東京国立近代美術館で開催される『高畑勲展─日本のアニメーションに遺したものTakahataIsao: A Legend in JapaneseAnimation』(10月6日まで)に、奈良美智のドローイング作品《鳥への挨拶》全75点のうち24点が出品されることになった。

東京国立近代美術館で開催される『高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの』(7月2日〜10月6日)に出品される奈良美智 《鳥への挨拶》 2006年(部分)(C) YOSHITOMO NARA 2006

東京国立近代美術館で開催される『高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの』(7月2日〜10月6日)に出品される奈良美智 《鳥への挨拶》 2006年(部分)(C) YOSHITOMO NARA 2006

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 『高畑勲展』は、戦後の日本のアニメーションの基礎を築いた監督・高畑勲さん(1935〜2018)の業績を総覧する初の回顧展。常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を徹底して追求してきた。

 フランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩画集の翻訳・編集を手がけることになった際、共作を呼びかけた相手が奈良だった。プレヴェールの詩のイメージと奈良の描く子どもに共通する想いを見出したという。

 高畑さんが選んだ絵に奈良の描き下ろしも加えて詩画集『鳥への挨拶』は2006年にぴあから出版された。そのあとがきに高畑さんは「奈良さんの子どもたちが、ただ子どもだけを意味しないのと同様、夜の街の暗がりで抱き合う恋人たちも、天井桟敷の立見席で泣いて笑って拍手を送る観客も、プレヴェールによればみんな子どもたちなのです」と思いをつづっている。

 詩画集『鳥への挨拶』制作の際、奈良は出力された色校正用の紙の上から新たにドローイングを加え、詩画集とは異なるオリジナルの《鳥への挨拶》もつくりあげていた。今回出品されるのはこのオリジナル作品。この作品は海外のコレクターが所蔵しているため、実物を見る貴重な機会となる。

 『高畑勲展』では、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、国内外の制作者にも大きな影響を与えてきた革新者・高畑さんの創造の軌跡と、絵を描かない高畑さんの「演出」というポイントに注目し、多数の制作ノートや絵コンテなど未公開資料も紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫っていく。

■公式サイト
https://takahata-ten.jp

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