俳優の稲垣吾郎（45）、女優の芦田愛菜（14）が7日、都内で行われた劇場版アニメ『海獣の子供』初日舞台あいさつに登壇。同作で“親子”として共演している2人だが、稲垣は「芦田愛菜ちゃんのお父さんの稲垣吾郎です」と自己紹介して笑いを誘った。

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　芦田との共演は久しぶりだったようで「愛菜ちゃんも大きくなってね。みんなに言われているんでしょうけど。ちょっと照れちゃう」とにっこり。「愛菜ちゃんの方が忙しくてわかんないと思うけど、阿部サダヲさんと番組に来た以来だよね」と向けると、芦田が「小学校1年生なので、8年ぶりとかですかね」と答えた。

　これに対して、稲垣が「そんなに経つんだ。僕なんかなんにも変わってないけどね（笑）。でも、不思議ですね。こうやって再会できるのもうれしいです」としみじみ。「この映画、とてもステキな映画です。みなさんの心の中にある、真っ白なキャンバスにまた新たなる色彩を与える」と作品の魅力を力説していた。

　同作は、五十嵐大介氏による同名漫画が原作で、自然界への畏敬を下地に“14歳の少女”と“ジュゴンに育てられた2人の兄弟”とのひと夏の出逢いを描く海洋冒険物語。『鉄コン筋クリート』などを手掛ける「STUDIO4℃」が制作した。

　舞台あいさつにはそのほか、石橋陽彩、浦上晟周、渡辺歩監督も登壇した。