人気アイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒が3日、東京・渋谷マークシティー（井の頭線渋谷駅改札前スペース）で「痴漢被害防止キャンペーンイベント」に登場。ファンが大勢集まり、設置されていた電源コード（コンセント）が抜けてイベントで使うMCマイクが使えなくなるなどのトラブルが起きたが、小坂は満面の笑みでファンにあいさつし痴漢防止を呼びかけ冷静に対応していた。

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　会場に設置されたマイクへとつながるコードが外れてしまったため、イベント説明の音声が出ない状況となり、スタッフが「コード踏まないでください〜」と観客に注意を呼びかける事態に。すぐにトラブルは解決したが、イベント中も「押さないでください〜！　立ち止まらないでください〜」と大勢の人が集まりスタッフは対応に大忙しだった

　同イベントは警視庁の痴漢被害防止キャンペーンの一環で開催されたもので、多くの鉄道会社が乗り入れる渋谷駅で小坂は「電車内での痴漢は許しません！」と宣言。会場は小坂の登場で大盛り上がりだったが、痴漢被害の防止を冷静に呼びかけた。

　この日、今秋公開予定のホラー映画『恐怖人形』で自身が映画初出演と初主演を果たすことが発表されており「アクションを初めてやったのですが、すごく不安だった…」と明かし「グループとしての仕事はメンバーがいるのですが、今回は1人だったので『どうしよう』と不安だった。ですが、共演者の方々に助けてもらいました」と撮影を振り返りながら共演者に感謝の気持ちを伝えた。

　今後の女優として挑戦したいことは「おとなしい静かな女の子をやることが多かったので、正反対のすごくしゃべる明るい役をやってみたい」と力を込めた。

　また、初週セールス47万枚を突破したデビューシングル「キュン」では、センターポジションを務めた。ダンスパフォーマンスが人気で「かわいい振り付けをつけていただいて、多くの人にまねをしていただいてうれしいです」と笑顔を見せた。