俳優の南圭介が3日、都内で行われたVシネクスト『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』の初日舞台あいさつに登壇した。

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　同作では『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』に出演した新旧3戦隊19ヒーローが入り乱れ夢の競演を果たす。鳳ツルギ／ホウオウソルジャーの南は冒頭のあいさつで「刮目せよ。今、伝説の舞台あいさつが始まる」と役そのままに話したが、声がカッスカスというアクシデントが…。周囲から一斉に「ガラガラでしたね」とツッコまれ、笑いを巻き起こした。

　ルパンレッド／夜野魁利の伊藤あさひ、パトレン1号／朝加圭一郎の結木滉星、シシレッド／ラッキーの岐洲匠という各レッドが公開初日を迎えた感慨を語る中、同じレッドなのに話題を振られなかった南は納得行かない様子。「声が出ないからかな？　赤だよね！」と強引に割って入り「昭和レッドとして、平成を生き抜いて、また令和という新しい時代が始まって…」と勢いだけで公開を喜んだ。

　また、岐洲は「初日はキュウレンジャーが誰もいなかった。ルパパトの中にキュウレンジャーが1人で正直、緊張していた。心細かった」と振り返る。ただ「2日目から南さんが入ってきた。安心できると思ったら現場がめちゃくちゃになりました」と暴露。ちゃちゃ入れした南だったが声の影響で誰も聞き取れず、苦笑いの南は「きょうはオネエな感じで。でも全力で行くからね！」と口調を変え、盛り上げた。

　そしてフォトセッションで南は、どこからか「刮目」と書かれたフリップを持ち出した。そして「令和おじさん」として一躍、人気者になった菅義偉官房長官のように顔の横に持つと会場は大爆笑。声が出なくともエンターテイナーとしての才能を惜しげもなく発揮していた。

　同作はルパンレンジャーたちが誘拐されるという非常事態から、平行宇宙からやってきたキュウレンジャーたちとパトレンジャーたちとの出会い、さらにジャークマターとギャングラーという悪の組織の強力タッグにより陥った地球のピンチを前に、ヒーローたちの作戦はまさかの「ナシ？」という、ハラハラさせる展開が描かれている。そして最後には、ルパンレンジャーがパトレンジャーに『警察チェンジ！』するまさかの展開も…。

　舞台あいさつには濱正悟、工藤遥、横山涼、奥山かずさ、加藤弘行監督も参加した。