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フリーランス転身の宇賀なつみ、個人で活動する訳 ラジオ挑戦に喜び「言葉だけの勝負になる」

 3月末をもってテレビ朝日を退社し、4月からフリーランスに転身した宇賀なつみ(32)。12日からは日本全国で活躍する企業のトップを迎えて、次の世代に知恵や活力のバトンを伝承していく、初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』(TBSラジオ 毎週金曜 後9:00)をスタートさせるなど、新たな一歩を踏み出し始めている。このほど行われた番組収録に密着していると、宇賀がオリジナルの名刺を渡してくれた。「私、独立して会社を作ったんですよ。芸能事務所さんに入っていないので、自分で会社を作って、代表としてやっているんです」。

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■TBSでの仕事に感じる新鮮さ 早くもラジオの虜に「あったかくていいな」

 局アナからフリーランスへと転身する際、事務所に所属して活動を続けていくのが一般的だが、宇賀は“個人”で活動をする道を選んだ。「この名刺も友達が作ってくれて、ホームページも作ってくれて、本当に助けていただいて、手作りでやっております。今は自分のマネジメントというか、自分というものしか商品がなくて、何とか精一杯やっている感じです」。今回の番組は、まさに今後の自分の活動にもつながるものだ。「本当にたまたまだったので、びっくりしました。もしかしたら、この番組に来てくださるゲストのみなさんに刺激されて、私も何かビジネスをするということがあるかもしれないので、できるだけいろんなジャンルの方のお話を聞きたいです(笑)」。

 テレ朝時代にはできなかった“ラジオ”の仕事に新鮮さを感じている。「TBSさんで番組をやること自体が不思議な感じでした(笑)。ひとりで赤坂に向かって来る時はすごく心細かったんですけど、到着したらスタッフのみなさんがいらっしゃって、すでに何回か打ち合わせがあったので、温かいチームになっていて、それでホッとしました。TBSラジオさんは、アナウンサーの大先輩方が活躍されているところであり、日本で一番聞かれているラジオ局でもあるので、そこにひとりで、しかもタイトルに自分の名前がついちゃっていいんですかって。私でいいのかなという気持ちはありました」。

 初回収録を終えて、さまざまな発見があった。「まずは、ラジオから聞こえてくる自分の声が不思議で(笑)。番組のメインは、ゲストの方からお話を伺うことなのですが、自分のことをしゃべる3分間くらいのコーナーもありまして、これが難しかったですね。今までのアナウンサーのお仕事では、スタジオでもロケでも2人以上でしゃべることが主だったので、3分間ひとりしゃべりする苦労を感じました。リスナーとして聞いていると、パーソナリティーのみなさんがすごく自然にやっているじゃないですか。あれすごいなって改めて思いましたね。とにかくネタを考えないといけないなと。同じ生活をしていても、意識するかどうかで変わってきますし、季節感とか、気づいたことを盛り込んでいきたいです」。“ひとりしゃべり”に苦戦しながらも、早くもラジオの虜になっている。

 「テレビの大きな帯番組となると、100人を超えるようなスタッフがいるので、全員と密にコミュニケーションを取ることは難しいのですが、ラジオは少人数でやっているので、あったかくていいなと感じています。みなさん一人ひとりのお顔もちゃんとわかりますし、その中でひとつのものを作っていく。テレビだと、表情や身振り手振りで伝えられる情報が多いですが、ラジオは言葉だけの勝負になるので、そこに挑戦できるのはうれしいです」

■“同期”江藤愛のエールに感謝 将来の夢は「90代になってもビールを飲む」

 普段からTBSラジオを聞く機会が多いという宇賀だが、今回の冠番組スタートにあたって、ひとりしゃべりの“予習”も兼ねて、さまざまな番組を聞いたという。「久米宏さん、生島ヒロシさん、赤江珠緒さん、安住紳一郎さんといった大先輩方が冠番組をやっているので、いろいろ聞きました。この前、生島さんが夕方の帯番組『ACTION』にゲストでいらっしゃっていて、ラジオをやる上で2つ大切なことがあるとおっしゃっていたんです。それが『カッコつけない』『知ったかぶりをしない』。これだけは心に刻んでやっていきたいなと。つい、それっぽいことを言いそうになるし、テレビだと、ある意味“流す”ことも大事だったりするんですけど、ラジオはそれだといけないんだなと。まずはその2つを心に刻んでやっていきます」。冠番組を始めるにあたって、縦のバトンも意識している。

 「朝の番組を担当していた頃は、宇多丸さんの『アトロク』(『アフター6ジャンクション』)を聞いていましたね。これからは宇多丸さんの番組が終わった後に担当することになるというのが、不思議な感覚です。私の番組の後が、神田松之丞さんの『問わず語りの松之丞』ということなので、先週聞きました(笑)。そうしたら、私の名前を出してくださっていて…。宇多丸さんからちゃんと引き継いで、松之丞さんに渡すっていう、縦のバトンも意識しないとなって考えています。松之丞さんに、早く悪口を言ってもらえるようになりたいです(笑)」

 TBSには同期の江藤愛アナ(33)がいるが、今回のフリーランス転身にあたってエールを送ってもらったとうれしそうに明かした。「愛ちゃんは退職するっていう時に連絡をくれて、お互いに忙しくて、時間帯もバラバラなので、なかなか会えていなかったのですが『宇賀ちゃんのことは勝手に同志だと思っていた。だから、やめちゃうのはすごくさみしいんだけど、お互いにこれからも頑張ろうね』と言ってくれて、すごくうれしかったんです。私も愛ちゃんのアナウンサーとして立ちふるまいがすごく好きで、会えなくても『ひるおび!』での活躍を見ていたので、そういう風に思っていてくれていたことがうれしくて。お互いにテレビでの姿を見て、刺激をし合える仲っていいなと思いました」。

 「フリーランスになった実感は?」と向けてみた。「新しいお仕事をしている、新鮮だな、楽しいなっていうのはあるんですけど、実感としてははまだないんですよ。会社にも所属していないですし、毎日同じところに行っていないんですけどね(笑)。自分が担当していた『羽鳥慎一モーニングショー』をつけても、みんな元気にやっているなと思って、逆にさみしくなくて、テレビ越しなのですが会っている感覚になるんです(笑)」。今はまだ、忙しさに追われる毎日だ。

 「会社を作ったので、いわゆるスケジュールの管理とか、メールや電話のやり取り、ホームページも自分で更新しているので、休みも働いているような状態でして…。ただ、そういった表に出ない仕事も面白くて、ひとつずつ覚えていきたいです。アナウンサーの仕事しかできないようでは、今後は厳しいかなという考えがあって、いろんなことをできるようになりたいし、いろんな世界を見てみたかったから、今回こういう方法をとったんですね。今すごく大変ではあるんですけど、楽しくて、面白いです。今は『フリーアナウンサー』と呼んでいただけるんですけど、自分としては“ただの人”というイメージで、柔軟に動いていきたいなと。人生長いですし、今はいろんな働き方ができる時代になってきているので、そこはなるべく自由度高く主体性を持って動いていきたいですね」

 そして、今後の展望を明るく語ってくれた。「テレビ朝日に就職した10年前、TBSラジオでお仕事をする未来が待っているとは思ってなかったですから、10年後の自分もどうなっているかわからないですね(笑)。小学校高学年から毎日日記を書いているのですが、最近部屋を整理していたら、3〜4年前の日記に『ラジオで冠番組をやりたい』って書いていたんです。自分でも全く覚えていなくて、それが今回かなったって不思議ですよね。だから、行き当たりばったりでも、その時心が動く方に行けば、自分の中での正解にたどり着けるのかなという気持ちでいます。夢ですか…。強いていうなら、将来80〜90代になって、昼間にビールを飲みながら『あー面白かった』って人生を振り返ることですかね(笑)。そのために、今は週3日休肝日を作っています」。

■宇賀なつみ
東京都出身、立教大学社会学部卒。2009年4月入社以来、報道・情報番組を中心に活躍。『報道ステーション』2代目気象キャスターを2年、スポーツキャスターを3年担当。14年4月より『グッドモーニング!』サブキャスター就任。
池上彰のニュースそうだったのか』や『羽鳥慎一モーニングショー』の進行も務めた。19年の3月末でテレビ朝日を退社し、4月からフリーランスで活動している。

関連写真

  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)
  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)
  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)
  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)
  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)
  • 初の冠ラジオ番組『宇賀なつみ BATON(バトン)』をスタートさせた宇賀なつみ(撮影:タカハシアキラ)

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