米大リーグ・ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、7日放送のTBS系『平成あったなぁ大賞』（後9：00）に出演。平成25年に楽天が球団初のリーグ優勝を決めた西武戦で9回にリリーフ登板し、のちに“田中の8球”と言われた名場面の新事実を告白する。

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　同番組は、平成の30年間で行われたスポーツで思わず「あったなぁ」と言ってしまう名・珍場面映像の数々や、TBSに保管されている超貴重な秘蔵映像を一挙に放出。さらに平成に活躍した国民的アスリートを直撃取材し、名場面の裏に隠された“そんなことあったんだ！”というエピソードを解き明かす。MCはお笑いコンビのサンドウィッチマン。

　サンドが「あったなぁ」シーンに挙げたのは、今シーズンの開幕投手を務め、見事に勝利を挙げた名門ヤンキースのエース・田中投手が楽天時代に残した伝説の名場面。平成25年の田中投手は22勝0敗、防御率1.23と驚異的な成績を残しており、優勝がかかった試合で1点リードで迎えた9回、絶対的エースが胴上げ投手になるべく満を持してマウンドに上がる。しかし、野球の神様は田中投手に大きな試練を与える。ヒットと四球などで1アウト2・3塁と一打サヨナラの大ピンチを迎えてしまったのだ。

　実はこの試合まで対西武4試合連続サヨナラ負け中だった楽天。球場内にはこれ以上ない嫌な空気が漂う。この絶体絶命の場面で打席には栗山、浅村の強打者が並ぶが、鬼の形相になった田中投手は、なんとストレートのみを8球連続で投げ続け、見事に連続三振を奪って胴上げ投手となり、東日本大震災の爪痕が残る東北に大きな元気を届けた。これがのちに“田中の8球”と呼ばれ、伝説となったのだが、当時のことを最後のバッターになった浅村選手に聞いてみると「今でも不思議なんです。なぜ１球も変化球を投げなかったのか…」と打ち明ける。

　そこでスタッフは急きょアメリカへ飛び、平成の名場面のウラに発見した謎を解き明かすべく田中投手を直撃すると、驚くべき2つの新事実を告白した。この内容にスタジオゲストの恩師・野村克也氏の反応は!?

　番組ではアスリートゲストとして中山雅史、潮田玲子、木村沙織、ゲストとして向井理、石黒賢、澤部佑（ハライチ）、百田夏菜子（ももいろクローバーZ）、本田望結が出演する。