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『コブラ』寺沢武一氏のSNSに不適切画像 プロダクションが謝罪、週刊誌報道に憤りも

 漫画『コブラ』の作者・寺沢武一氏(64)のツイッターに不適切な画像が投稿され(現在は削除)騒動となった件で3日、寺沢氏のプロダクションが同氏のアカウントで経緯を説明した。同日配信の『デイリー新潮』およびあす発売の『週刊新潮』に寺沢氏が元アシスタントの女性にセクハラをはたらいたとする記事が掲載されているが、画像投稿はこの記事に関連して寺沢氏自身が行ったものであると認め謝罪した一方、記事の内容について「人に対する礼儀、敬意を欠いたもの」と強く批判している。


『コブラ』寺沢武一氏のSNSに不適切画像、プロダクションが謝罪(画像はイメージ)

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 寺沢氏は現在、3度にわたる脳腫瘍の手術の後遺症により自立的な寝起きも困難であり、介護が必要な状態。記事では、昨年4月ごろから寺沢氏の執筆アシスタントと介護に携わるようになった40歳前後の女性が、寺沢氏から同居生活の中で性的な要求などセクハラ行為をたびたび受けていたと告発している。

 同氏のアカウントでは「既に削除済みですが、過日寺沢武一が行ったツイートについて寺沢プロダクションより経緯等をご説明申し上げます」として、記事の女性と寺沢氏の投稿との関連を明かした。

 女性については「昨年の数ヶ月間、寺沢の手伝いとしてマンション別室の書斎に住み込んでいたA子という女性がおりました。しかし、寺沢の盗撮画像(本人曰く7000枚)を撮影・知人へに送信、ライン・Twitterの乗っ取り、睡眠薬投与などの危険行為を行ったことを理由に退去させました」と過去に問題行為があったと主張。今回の記事について「これを逆恨みしたA子が、寺沢からセクハラ行為等を受けたとして某週刊誌に売り込みました。その話しをネタとした某週刊誌が記事を掲載するということが、今回のツイートの背景にあります」と説明した。

 週刊誌の取材に関しては「寺沢にインタビューしたいとアポも無く記者が押し掛けて来ました。玄関先で、記事の締め切りが今日、明日なので至急であるという自己都合的な圧力を受けました」。そして、「当社から質問事項をメールで頂けるよう要請しました。質問を受け取って2日後に某週刊誌の編集部に会社の者が直接出向き、担当デスクのI氏、記者のKに質問の内容を口頭で回答するとともに記事の掲載取中止を要請」したという。

 また、「A子の行為は人の尊厳を傷付けるような行為ですし、寺沢の生命にも関わりかねない行為です。寺沢が投稿した写真等は、A子が撮影し知人に送ったもので、それを当社の関係者が取得したものです」と明かす。新潮側はこれらの背景を踏まえた上で記事掲載に踏み切ったため、「(寺沢氏は)自身の恥となることを承知で、その動画、写真を投稿するという行為に至りました。本人はこの行為を後悔し反省をしております」と伝えた。

 記事内では、上記のような“危険行為”があったことや、「A子さんとはそもそも肉体関係があったし、勝手に自宅の風呂に入り下着姿で歩き回る人だし、セクハラと言う程嫌なことがあったとは思っていなかった」こと、また寺沢氏と懇意にしていた女性をA子氏が脅迫したことなどが寺沢氏の主張として記載されている。

 プロダクション側は続くツイートで「毎週発刊される週刊誌の、ごく一部の欄を埋めるために、漫画界における昭和から平成に至る一時代を担ってきた人間をおもしろおかしく祭り上げ、侮辱し、尊厳を傷つけるという行為を目の当たりにしようとしています」と憤った。その上で「このような精神的な圧迫の中、すでに削除したようなツイートが行われた次第です」と改めて説明し、「投稿した写真その他によって、皆様に不快な思いをさせてしまったことは、本人も悔いておりますし、寺沢プロダクションとしても皆様に大変申し訳なく反省しております」と謝罪している。

 最後は「寺沢武一は新作を描きあげたいという意欲は保ち続けております。我々スタッフも皆様に新作を披露出来るよう寺沢を支えて参ります。今後とも、寺沢武一を応援、ご支援頂けましたら幸いです」と呼びかけている。

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