人気グループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が1日、東京・TBS赤坂ACTシアターでミュージカル『ハル』の初日を迎えた。公演前にはフォトコールと囲み取材も実施。発表された新元号の令和への思い、そしてHey! Say! JUMPは変わらないことを明言した。

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　ようやく初日を迎えた薮は「素直にうれしいです。12月から準備していた。やっと、この日を迎えられた」と感慨深げだった。

　また、この日、5月1日から使用される新元号が「令和」に決まった。薮は「ちょうどフォトコールの30分前でしたね。見てました。きょうは、いつもよりマイクをつけるタイミングが遅かった。いつもは準備が早いんですけど」と笑顔で振り返った。新元号については「すてきな響き。令と和で」と笑顔で語り、「ジャニーさんは今、頭を駆け巡らせていると思う。トレンドが好きな方だし」とイメージしていた。

　Hey! Say! JUMPはグループ名の中に「平成」が入る。新元号への改名プランを問われると薮は「いろいろ考えました。『Ray-Wa』とか、できちゃうんじゃないかな」と告白しつつも「Hey! Say! JUMPは曲げないように。元号が変わっても変わらない」ときっぱりと言い切った。

　新元号発表前からヘイセイメンバーのグループメールをしていたそう。「菅（義偉）さん、あと何分で出てくるんだろうね」「少し押してるね」といった内容から山田涼介は「山田でいいんじゃない」と新元号も予想していたという。

　そして改めて残り1ヶ月となった「平成」、そして新元号の「令和」についての思いも語った。「やっぱり自分たちのグループ名に元号の意味も入っている。元号は変わりますけど僕たちの気持ちは何も変わっていない。令和というステキな元号が生まれました。令和の時代も僕たちはジャンプできるように頑張りたい」と静かに熱く思いを打ち明けた。

　同作は、再開発が頓挫し寂れてしまった小さな田舎町で、母・千鶴（安蘭けい）と2人で暮らしている石坂ハルが主人公。子どものころに患った病を乗り越え、元気な体を手に入れたものの、本音を話せる友人もおらず、虚しい日々を過ごしていたハルが、ボクシングに夢中になっている真由（北乃きい）に出会い、だんだん変わり始め…、という内容。会見には北乃、安蘭、七五三掛龍也が参加した。

　薮は昨年12月から肉体改造に励み、約5キロの減量に成功。「体脂肪率は10％ジャストぐらい。本番中に1ケタになるかな」とにっこり。北乃は「（減量した数字は）ヒミツです」と乙女心を見せつつも「筋肉がついた。お腹が割れました」と成果を口にした。