コスプレのクオリティーの高さとキュートなルックスから“日本一のコスプレイヤー”との呼び声の高いえなこ（25）が28日、東京・秋葉原のソフマップで初のメジャー写真集『えなこ cosplayer』（集英社）の発売記念イベントを開催した。

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　2017年の『週刊ヤングジャンプ』初登場をきっかけにグラビアでも活躍し、多数の雑誌の表紙を飾るまでに成長。そんな稀代のコスプレイヤーの初写真集は、再現性の高い衣装、豪華なセット、高クオリティーなメイク＆ウィッグ、その全てが詰め込まれた史上空前・空前絶後の内容で完成。『電影少女』などで知られる桂正和氏も新作衣装を描き下ろしで提供するなど、全12作品14キャラクターの華麗なコスプレを披露している。

　また、コスプレ以上に大きなインパクトを与えているのが、「素のえなこ」「変身前のえなこ」をテーマにした大胆なオールヌードで挑んだ表紙カット。「表紙は本当に悩みました」と素直に打ち明ける。「本当にたくさん作品が関わっている写真集。その中から1作品を選ぶのが、とても難しくて…」と説明し「どうせなら表紙だけは、ありのままの私を。コスプレイヤーだけどコスプレをしてなかったら普通の女性だよ、という意味も込めて。なおかつ、普段はできない、今後もやらないだろうなと思うぐらいインパクトのデカい、みんながビックリするような表紙にしました」と真意を口にした。

　お気に入りのカットは『ドラゴンボール』のランチ。「くしゃみをして、ランチが変わるのを表現して面白いと思います。あとは『らんま1／2』も1人で2役をやっています」とキュートに語った。この日は『遊☆戯☆王』のブラック・マジシャン・ガールのコスプレで登場。「小学生のことから『遊☆戯☆王』を見ていてブラック・マジシャン・ガールも思い入れのあるキャラクターなので」と晴れの日に選んだ理由を語った。

　「コスプレイヤーとしてコスプレの写真集をメジャーで出すという目標が叶った。コスプレイヤーとして集大成みたいな作品ができたと思います」と笑顔でアピール。多くの作品から協力が得られ「まだ読んでいない方はコスプレをきっかけに作品に興味を持っていただけたり、写真集を見て懐かしいと思って読み返していただけたら。コスプレだけじゃなくて作品も大事にしていける写真集であれたら」と呼びかけた。「集大成」の写真集でもあるが「第2弾、第3弾と全編コスプレ写真集を出していきたい」と意欲的だった。

　また、名古屋出身であり、プロ野球・中日ドラゴンズファンでもある。始球式を熱望してから「たぶん3年になる」が夢は未だに叶わぬ状況。「今年こそドアラのコスプレをしてナゴヤドームの始球式で投げたい」と熱い思いを吐露していた。