蓮舫参議院議員の長男でエンターテイメント集団・Boiz entertainmentに所属する村田琳（21）が、きょう9日にTBSで放送される『上田晋也の幻のニュース』（後2：00）に出演。収録後にORICON NEWSのインタビューに応じ、芸能界での目標について「1番しか見ていない」と目を輝かせた。

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■3本目の番組出演も浮かれず「自分の実力で出れたわけじゃない」

　村田は2月3日に同局の人気番組『サンデー・ジャポン』に出演。母譲りの甘いマスクと的確なコメントで大きな話題となった。『幻のニュース』はBoiz entertainmentに所属してから3度目の番組出演となる。「共演者の方にすごく助けられました。声をかけていただいたり、発言のアドバイスをいただいたりと、とても楽しい時間でした」と笑顔で振り返った。

　サンジャポ出演の反響については「自分を取り上げていただいたのもうれしかったですけど、Boiz entertainmentというチームも一緒に話題に上がったのが、うれしかったです」と喜びを爆発させた。一方で「でも、やっぱり、まだまだ実力がついてきていない。番組に出て有名になるより、まず今は実力をつけて表に出ても恥ずかしくないようなものを磨いていきたいです」と気を引き締める。そして「自分の実力で出れたわけじゃない。天狗にならずに、コツコツと活動していきたいですね」と地に足をつけた。

　Boiz entertainmentに入ったキッカケは友人という。「長い付き合いの友人から『面接だけでも受けてくれ』と言われ、受けたら合格しました。切りのいいところで辞めようかなと思ったんですけど、気づいたらここまで来ていた」と苦笑い。中途半端なところでは辞めらない性格で「ここまでやったのだから本気で芸能をやりたいと思った」と決意したそう。

　芸能の道を歩むことを蓮舫氏も後押ししている。「母は驚いた感じはなかったです。僕がレッスン通ったりしている光景を見ていたので」と振り返る。蓮舫氏は「琳が決めたんだったら、後悔しないように頑張りな。実力社会だから、ちょっと名前が売れたからって、ずっと稼げるわけじゃない。調子に乗らないでコツコツ頑張りなさい」と激励。村田は「母には感謝しかないです」と隠すことなく思いを口にした。

■蓮舫氏も“幻ニュース”明かす　夢は「3年以内に東京ドーム」

　国会では厳しい表情を見せることも多いが、もちろん家では母の顔に。「オンとオフが本当にしっかりしています」と村田は驚く。Boiz entertainmentに所属し、多忙になった。それが逆に母の存在感を強く意識させることになったそう。「母も忙しいですし、自分もありがたいことに最近は忙しい。なかなか会う時間もないですが、母からご飯に誘ってくれたり、夜の遅い時間に帰ったら冷蔵庫にご飯を用意してくれたり。やっぱり母ありきで頑張れているなと実感しています」。

　母の“幻ニュース”も教えてくれた。「実は結構、機械に弱いんですよ。iPadやスピーカーのBluetoothの設定とか機械系の設定は僕がやります」と意外な一面を披露。Bluetoothのスピーカーが使えないと相談されたが、ただ電源が入っていなかったということもあったそう。「家族だと、話のネタにもなったりします」と笑顔を見せた。

　芸能界での目標は大きなものを掲げた。「今はBoiz entertainmentというチームに入っている。みんなで掲げた『3年以内に東京ドーム』という目標に走っています。絶対に実行したい」とまっすぐ前だけを見ている。個人としては「俳優業もやってみたいです」と話し「舞台のお話もいただいた。けいこで現実の厳しさを目の当たりにしました。もっとしっかり自分の中で『売れたい』という思いを増幅させて頑張りたいです」と意気込んだ。

　芸能界ではトップを狙い続ける。“芸能界で1位になりたいか”というイジワルな質問にも「芸能界に関しては1番しか見ていない」ときっぱり回答。そして「母には申し訳ないですけど（笑）」と茶目っ気たっぷりにコメントした。「母は母。母は政治の世界で、僕は芸能の世界で頑張っていきたいですね」と互いに

　同番組はTBS記者が最前線で取材して掴んだものの、様々な理由で放送されなかった「幻のニュース」を記者自身が上田にプレゼンテーション。ここでしか見られない未公開映像やニュースの裏側、爆笑珍エピソードまで大放出する新感覚報道バラエティーの第2弾となる。「見ることができなかったニュースを、こういう形で取り上げることができるんだと勉強になりましたね」と笑顔でアピール。スタジオゲストは村田のほか、小峠英二（バイきんぐ）、佐藤仁美、杉村太蔵、田中美佐子が登場する。