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【詐欺メイク】“岡山が生んだ奇跡の不細工”まあたそ「中1で自覚した”ブス”。今は名前みたいなもの」

 メイクのテクニックですっぴんから全く異なる印象を作り出す話題の詐欺メイク。チャンネル登録者数127万人を突破した人気YouTuberのまあたそさんも、Twitterや動画で詐欺メイクを披露しそのビフォーとアフターのギャップで多くの視聴者たちから支持を集めているひとりだ。23歳にして4歳の一人息子を育てるシングルマザーでもある彼女のキャッチコピーは「岡山が生んだ奇跡の不細工」。メイクとの出会い、そして詐欺級のメイクが誕生したきっかけとは? さらに、YouTuberと子育ての両立についてもぶつけてみた。

まあたそ 撮影:岡田一也 (C)oricon ME inc.

まあたそ 撮影:岡田一也 (C)oricon ME inc.

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■中学に入るまで自分は「かわいい」と錯覚していた

 「不細工」というキャッチコピーを全面に出して活動しているまあたそさんだが、自分の顔を不細工と認識したのは中学1年の時。それまでは自分は「かわいい」と信じて疑わなかったのだという。そんな彼女のメイク遍歴は小学校時代のギャルメイクから始まる。

――初めてメイクをしたのはいつ頃?

【まあたそ】小学校6年生の夏休み、夏祭りの時に友達と100均に行ってメイク道具を揃えて。当時流行っていた『egg』の見ながら見様見真似で化粧したのが初めてです。みんなで爆笑して「化粧ってせんほうがいいよ!」とその日で終わりましたね。中学に入ってからまた改めて始めました。

――そのきっかけは?

【まあたそ】うち一人っ子でおばあちゃんに育てられたんですけど、ずっと「かわいい、かわいい」って言われ続けていたんです。それで「うちはかわいいんだ」って思い込んでいたんですけど、ふと雑誌やテレビを観て「この人になりたい」と思っても何かが違うことに気づいて。何が違うか考えた末に「あ、うちって”ブス”だから違うんだ!」ってその時初めて自覚したんです。自分がブスなことに中1の時初めて気づいたんです。

――「ブス」をメイクで変えていこうと。

【まあたそ】かわいいなと思う人と一番の違いが一重か二重かだったので、最初に買ったのがアイプチでしたね。でもお母さんに見せたら絶対「おかしいよ」って言われるから最初は友達と会う時だけコソコソとやっていました。

■うちが「ブス」なのは、名前を呼ばれるように当たり前のことだった

――「岡山が生んだ奇跡の不細工」というキャッチコピーはご自身でつけたんですか?

【まあたそ】YouTubeをやる前、Twitterでビフォー・アフターの写真を載せてそれが時々バズったりしていたときに、ウマヅラビデオっていう男性3人組YouTuberのウマヅラくんがホラー動画でオバケが出た時に「うわ、まあたそだ」って。そのとき「岡山が生んだ奇跡の不細工、お前ら知らないの?」って言ったのをたまたまうちが観てキャッチコピーが生まれました。

――自分自身を「不細工」と名乗ることに対して抵抗はありませんか?

【まあたそ】中学以降の友達は思ったことをそのまま言ってくる子ばっかりだったんですよね。魚顔だったのもあってあだ名は「魚介類、深海魚、ボラちゃん、ポニョ」だったし。それで免疫が付きすぎて「ブス」と言われることに対して何も思わなくなっちゃった。うちがブスってことは本当に当たり前のことだから。だから「傷ついた?」って聞かれるけど、名前を呼ばれるぐらいの感覚だから何も思わないです。

■「悪いな」っていう気持ちで化粧しています

――まあたそさんにとってメイクとは?

【まあたそ】社会人としてのルール(笑)。できるだけすっぴんでいたいので、岡山にいる時は普段は一切化粧しないです。でも仕事で東京に来たり他の人の動画に出演したりする時は「しないといけない」。イベントの時もみんなが髪をファ〜ってしている中でうちだけすっぴんでおるのも悪いなって。でも服が好きなので、化粧をすると服も映えるし良いこともありますね。

――まあたそさんが考える詐欺メイクはどのようなものですか?

【まあたそ】「加工するまでが化粧」。うちがメイクしても正面から見たら良くても、横から見たら欠点だらけ。でもカメラアプリで撮って可愛く写ればいいかなって思っています。

――まあたそさん流加工の極意を教えてください。

【まあたそ】いかに「私はリアルでもこの顔ですよ」感を出すか(笑)。目も大きくしすぎない、顔も小さくしすぎない、むしろ顔がちょっと大きく見えるくらい。少しアラが目立つような加工が自然に見えるんです。

――今コンプレックスを抱える女性たちに伝えたいこととは?

【まあたそ】整形したいって思ったら整形したほうがいいよって言いたい。コンプレックスを抱えているのって女の人にとって一番のストレスだと思うんです。うちは今コンプレックスを武器に仕事をしているから何もできないしそれで良いと思っているけど、普通の人生を歩んでいたら100%二重の整形はしていましたね。毎回メイクで二重作るのは面倒くさいですしね。

  19歳で出産し、現在4歳になる息子を育てるシングルマザーでもあるまあたそさん。プライバシーを考え子どもに関する情報発信は極力控えているが、そのために「育児放棄」などとバッシングされることもしばしば。そういった批判に対しては「受け流せないときもある」と語る彼女の目にはうっすらと涙が滲む。

――19歳で出産を経験して、まあたそさんにとってお子さんはどんな存在ですか?

【まあたそ】大人と話していても人間味って感じるけど、子どもにしかない人間味っていうのがあって。一番人間の良さや悪さを出してくるから「人間ってそう思うんじゃ」って学ぶことが多いですね。最近は「ママのここがおもろいんよ」って言いながらうちの動画を見て笑っています。めっちゃ嬉しいですね。

――子育てとお仕事の両立は大変なことも多いと思います。

【まあたそ】YouTuberという仕事上時間に融通がききやすいので、子どもと一緒にいられる時間も増えるし、そこに関しては良かったなと思います。自分自身は自信を持って子育てしているし大変に思うことはありませんが、「YouTuberと子育て」ということに対して世間の目が痛いのが辛いしキツイですね。うちはママキャラで売っていないのでSNSに息子を出さないんですけど、そのせいで育児をしていないと思われがちなんです。友達と一緒にいるところをインスタとかに上げるけど、イベントという名の仕事ということをなかなか理解してもらえないですね。

――心無い言葉を向けられた時、どのように心の整理をつけていますか?

【まあたそ】みんなは「アンチの意見も受け止めて」っていうけど、うちは心が広くないから受け止められへんし、口には出さないけど心の中では「なんも知らんくせに」って反抗してます。憶測だけで盛り上がってるけど、言われることには傷つくから。ネット上では反抗しないって決めているけど、たまに喧嘩腰になっちゃうこともありますね。受け流せないときだってあるよって思う。

――では最後に今後の目標は?

【まあたそ】YouTubeを始めてから毎年目標を書いていて、去年は14個中13個叶えたんですよ。今年は「YouTubeファンフェスタにまたでること、ふくれなと古川優香ちゃんとオフ会をすること、メインチャンネル200万人、サブチャンネル100万人、雑誌の表紙になること、ゴールデンタイムのテレビに出ること、オフ会を3都市ですること、落とし穴に落ちること!」。去年の最後1個叶わなかった夢が「落とし穴に落ちる」だったんですよ。で、それを今年こそはと思って事務所に圧力掛けています(笑)。落とし穴ってショベルカーで穴掘ったりすごく労力かかるじゃないですか。それを仕掛けてもらえるくらいの人にならなきゃっていう思いで目標にしています。

――ゴールデンタイムの番組で落とし穴ドッキリとか最高ですね。

【まあたそ】『モニタリング』系で! そのぐらい大きくなれたらいいですね。

(取材・文:齋藤倫子)

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  • まあたそ 撮影:岡田一也 (C)oricon ME inc.
  • まあたそ(本人instagramより)
  • ”河童メイク”のまあたそ(本人instagramより)
  • まあたそ(本人instagramより)

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