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先週1月16日の『第160回 芥川龍之介賞・直木三十五賞』発表を受け、直木賞を獲得した真藤順丈(41)の『宝島』(講談社/18年6月21日発売)が、最新1/28付週間BOOKランキング(集計期間:1月14日〜20日)を急上昇。週間1.7万部を売り上げ、前週100位圏外から著者初のTOP10入りとなる4位にランクインしたほか、ジャンル別「文芸書」では首位を獲得した。直木賞作品の総合TOP10入りは、第156回受賞の恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)以来となる。 本作は、戦後の沖縄を懸命に生きた3人の若者を描いた群像劇。作品では米軍統治下から本土復帰までの20年間を、実際の史実に基づいた出来事や事件も盛り込みながら描いた意欲作となっている。08年に『地図男』で「第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞」を受賞しデビューを飾った真藤氏は、同年『庵堂三兄弟の聖職』で「第15回日本ホラー小説大賞」など、新人賞4賞をそれぞれ別の作品で受賞。なお『宝島』は、昨年「第9回山田風太郎賞」も受賞している。

提供元: CONFIDENCE

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