昨年の大みそかに『RIZIN.14』で50戦無敗の元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（41）に挑んだキックボクサーの那須川天心（20）が4日、自身のツイッターで「ダメージやメンタルはもう大丈夫です！めちゃくちゃ元気です」と報告した。

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　天心はボクシングデビュー戦で、経歴・体格で圧倒的に勝るメイウェザーに挑戦。多くの期待を集めたが、結果は1ラウンド2分19秒で3回のダウンを奪われTKO負けを喫した。自分よりもかなり大きな相手のパンチを数発被弾し、人生初のKOを経験したことからダメージが心配されていた。

　激闘から数日が経ち、天心はツイッターで「あっという間だったなぁ」と試合を振り返りながら、ダメージからの回復を報告。敗戦直後はリング上で大粒の涙を流して悔しがっていたが、メンタル面も復調をアピールし「また頑張ります！！」と宣言した。

　天心は試合直後のインタビューで、メイウェザーのパンチについて「全然違いますね。これ以上強いパンチ無いと思うんで」と語り、人生初のKOについて「今までダメージを受けたことがないので分からないですね。すぐ抜けるかどうかも分からないですし……。改めて効くって怖いな。まっすぐ立とうとしてるんですけど、セコンドを見たらこう（斜めに）なってて。気持ちは立とうとしてるんですけど、動かないって感じだったんでちょっとビックリしました」と振り返っていた。