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“新星”岡田健史が展望する2019年 イメージ脱却に重圧なし「18年よりもレベルアップ」

 2018年後半、すい星のごとく現れた若手俳優・岡田健史(19)。秋クールのTBS系連続ドラマ『中学聖日記』ではデビュー作ながら有村架純の相手役として初々しい演技と端正な顔立ちにハートを射抜かれた視聴者が続出。本人も「激動の1年」と語った昨年を経て、次なる一歩が期待されるなかORICON NEWSでは岡田にインタビューを敢行。「まず絶対に2018年よりもレベルアップした岡田健史になること」と新たな1年の幕開けにさらなる成長を誓った。

昨年飛躍を遂げた岡田健史、2019年に向け意気込み (C)ORICON NewS inc.

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 劇中では生徒(中学〜高校)を演じたが自身は19歳。大人っぽい落ち着いた雰囲気も持ちながら、どこまでも真っ直ぐな眼差しが魅力的。中学1年生からスカウトされていたにもかかわらず本人は野球一筋。断り続けていたが引退後、演劇部の顧問に誘われ大会に出場したことが転機になった。「18年間生きていて感じたことのない感情を味わった」ことをきっかけに役者を志し、上京に至った。

 10月から12月にかけ放送された『中学聖日記』(TBS系)は禁断の恋を切なく美しく描いたストーリー、フレッシュな岡田の演技などが話題を呼びドラマ自体の注目度も上昇。「地元の小学校から高校までそれぞれの友達、親戚まで『観たよ〜』と感想を伝えていただいてありがたいです」と反響は本人の耳にも届いた。

 デビュー作ながら大役を任され「例えば1話で言えば『1分間の黙祷』をするシーンでは、晶はどういう気持ちでいるんだろうとか、どういう15年を生きてその場にいるのか、どういう湿度なのか、風は吹いているのかいないのか、友達との距離感…そういうことを想像して読んでいるとせりふは自然と入ってきました」と演じきった。

 現場も意識していたのは“自分を客観視すること”。「野球のなかでも“客観視”することは大切だと思っていたけど、できていなかったということに改めて気づいた。役者はやはり他人からどう観られるか、どういう役割を果たすべきなのか、ちゃんとわかってやらないといけないな、と感じました」。

 「激動の1年」だったという昨年を振り返り「それでも新しいことにも挑戦したり学んだりと自分の人生のなかで決して忘れられない1年でした。なによりも7月から11月までは濃密な時間でもありあっという間でもありました。反省点は挙げ始めたらきりがないですね。もうお芝居すべて、これだという次元ではなく『中学聖日記』で出てきた課題や学んだことを活かすことが作品への恩返しです」とすべてを糧に今後の飛躍を約束した。

 プライベートでは上京から半年以上が経ち「人の多さには驚きました。実家が市内なので建物の感じにギャップは感じなかったですけど人の多さは圧倒的です」。時間のある時は自炊もしているそうで「シンプルなチャーハンが得意です。卵と長ネギと…休みの日は極力挑戦しています」と東京の生活には慣れてきたそう。

 休日は作品や音楽に触れるインプットの時間に充てている。「偏ってはいないので、でもどんなジャンルもすきです。でも特に韓国ドラマ『IRIS-アイリス-』は、すごく大好きでアクションもラブストーリーも陰謀が組み込まれたサスペンス。それ観たときはこういうのがやりたいなって思いました」と目を輝かせた。

 『中学聖日記』では真っ白なキャンバスが色づいていくように見事に役柄に染まってみせた。今後の出演作にも期待が高まるが「今は特に『こういう役をやりたい』とかは考えないようにしている。いただいた役を生きて、何が自分に得られるか、なにが生まれてくるか、その作品を通して自分がどのような役割を果たすのか、自分がどう見えるか、自分を知るためにも今はこだわりを持たずにいきたいです。最終的には60代や70代でもおじいちゃんになってもラブストーリーができる俳優になれればいいな」と展望した。

 そんな岡田がぜひ共演したいというのが「山田孝之さんや菅田将暉さん、役所広司さんや中井貴一さん…。その方々の生のお芝居を見てどう演じているか、『この時ってどういう気持ちで演じたんですか』とか実際にお会いして聞いてみたいなと思います」と憧れの先輩との共演を心待ちに。

 その上で来年の目標は「まず絶対に2018年よりもレベルアップした岡田健史になること」。「人間力や演技力、技術の向上、現状維持ではなく向上していけるように取り組んでいることが目標です。“黒岩晶”を脱却しないといけないというプレッシャーは特に感じていないです。もし次の役をいただけたらその役にのめり込むことで、岡田健史=黒岩晶ではないと思っていただければ」と話していた。

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