人気グループ・関ジャニ∞の村上信五が、東京2020オリンピック・パラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着するフジテレビ系スポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』。30日の午後12時55分から放送の第2回では、対談ゲストとしてオリンピックで個人総合2連覇を達成した体操・内村航平選手が登場。2008年から9年間勝ち続け、“キング”と呼ばれるまでになった内村選手の活躍ぶりや、昨年10月の世界選手権の予選で靱帯（じんたい）を損傷し、競技人生初の途中棄権での連勝ストップ、そして、今年1月に挑戦した新技・ブレットシュナイダーについても話題が及ぶ。

　村上が内村選手を訪ねてやってきたのは、トップアスリートの強化施設。初対面の2人だが、内村選手は日頃から村上の出演番組をよく見ているそうで「（村上さんに）お世話になっている」と話すと、村上は親近感を持ちながら「モチベーションに支障なかったですか？」と対談をスタートさせた。

　鉄棒を離してから一回転する間に2回ひねりを加える「ブレットシュナイダー」は、内村選手にとって得意の鉄棒といえども、今まで習得したどんな技よりも難易度が高いもの。村上が「恐怖心はもうないんですか？」と尋ねると、内村選手は「若いときはほぼ恐怖心なかったんですけど、ここまで来ると終わりが見えてきてるんで、次やったら終わりだっていうのがあると怖いですね」と心境を明かした。

　また、実は“火と水が怖い”ことを告白する内村選手に村上は「めっちゃかわいいい」と親近感を抱く。そんな内村選手が、恐怖心と闘ってまで「ブレットシュナイダー」に今あえて挑戦しようと思った理由に村上が迫る。

　内村選手は普段は映像を通じて見慣れている村上とのやりとりに、笑いも交えながらなごやかに対談は進行。体操とはどんな存在なのか。そして東京オリンピックへの思いとは。対談の最後に村上は「やっぱりすごい集中の仕方とかはもう、次元が違う。異次元のところで闘っていらっしゃいます」と感心しきりだった。