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星野源、“普段は友達”中村七之助と対談「楽しい話がたくさんできた」

 シンガー・ソングライターで俳優の星野源が、来年1月4日放送のフジテレビ・東海テレビ開局60周年記念『勘九郎・七之助の極め付け!座・中村屋2(仮)』(後1:45)に出演する。11月に行われた中村勘九郎、七之助兄弟の父・十八代目 中村勘三郎さんの『七回忌追善公演 平成中村座 十一月大歌舞伎』公演を観劇した星野が、七之助の楽屋を訪問。「源さん」「七之助くん」と呼び合う仲である2人の対談が実現した。

東海テレビ開局60周年記念『勘九郎・七之助の極め付け!座・中村屋2(仮)』(後1:45)に出演する(左から)中村七之助、星野源 (C)東海テレビ

東海テレビ開局60周年記念『勘九郎・七之助の極め付け!座・中村屋2(仮)』(後1:45)に出演する(左から)中村七之助、星野源 (C)東海テレビ

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 同番組は歌舞伎界の次世代を担う勘九郎、七之助兄弟が、普段から交友のあるゲストを迎え、様々な話題をざっくばらんにトーク。2018年の年始に第1弾が放送され、今回が第2弾。2人が「人生」「仕事」「家族」にまつわるゲストの極め付けの言葉を聞き出す。勘九郎は学生時代の友人でもある安達祐実、金子ノブアキと20年ぶりの同窓会を開く。

 多忙な星野が「お寿司を食べたい」と言っていたと耳にした七之助は、なんと平成中村座のなかで特設バーカウンターを設置し、粋なはからいでおもてなし。まず話題は互いの仕事について。七之助は星野が出演した映画『地獄でなぜ悪い』での演技で大笑いして、『最高の役者さんだ』と思ったというエピソードを告白。そして自身は幼少期の頃から父親に憧れて見よう見まねで歌舞伎の世界に入った話も交えつつ、星野の創作の“源”を探っていく。

 星野は中学生の頃からひっそりと作詞・作曲をしていたといい「ひどいのばかり。暗かった」と苦笑すると、七之助は「聞きたい!」と興味津々。「星野源の暗い曲、皆、聞きたいですよ。中村座でどうですか?」と提案すれば、星野は「せっかくの中村座なのに?」と笑いで返していた。そして、2019年の仕事の話題では、初の5大ドームツアー『星野源 DOME TOUR 2019 「POP VIRUS」』を控えている星野に七之助がエール。最後に星野が2019年の目標を、“極めつけ”のひと言で表現した。

 収録を終え星野は「七之助くんに案内していただいて、舞台の裏側も全部見せていただき、花道も歩かせていただきました。中村座の舞台に上がれるとは思っていなかったので、とても幸せな気持ちになりました」としみじみ。「七之助くんとは普段は友達なので、今日の収録は若干照れくさい部分がありましたが、仕事の話を中心に楽しい話がたくさんできたので、とても良かったです」と充実した対談を振り返った。

 「中村座の舞台は、昔ながらの歌舞伎の観劇の仕方というものを体験できる場所ですし、この上演のために作った劇場ということもすごいと思います。(浅草という)場所も雰囲気がありますし、勘九郎くんと七之助くんが醸し出す空気みたいなものが年々魅力的になっていき、他にはないものだと感じます。やはり(父である)勘三郎さんの匂いや、勘三郎さんへの想いを出演者の皆さんはもちろん、見ている方も含めて全員が持っていると思います。そういう雰囲気が、客席、お客さんも含めてすてきな場所だと感じました」と実感していた。

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