女優でタレントの早見優が11日、都内で行われた丸美屋食品ミュージカル『アニー』制作発表に出席。同作が7年ぶりの舞台となる早見はヒール役に初挑戦となるが「今回は初めての意地悪な役。どうやって、こんなかわいいアニーちゃんをイジめちゃうのかな」と早くも役になりきって悪い笑顔を見せていた。

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　今回、アニーに意地悪するハニガン役を務める早見は『NEWヒロイン〜女たちよタフであれ！〜』以来、7年ぶりの舞台出演。「小さいころ、ハワイにいたときに『アニー』の映画を見て、2007年に『アニー』のミュージカルを娘2人と3人で一緒に見た。そのころから娘たちも『アニー』が大好き。まさか今年、このようなかたち、ハニガン役を務めさせていただくとは」と感慨深げ。しかし、不安もあるという。『オズの魔法使い』ではドロシー役、『レ・ミゼラブル』ではコゼット役とかわいらしい役が多かった。「今回は初めての意地悪な役。どうやって、こんなかわいいアニーちゃんをイジめちゃうのかな、なんて」とぽつり。ただ「娘2人からは『いつものママの地を出せばいいんじゃないの』と言われて」と笑いも交えながらあいさつした。

　囲み取材でも早見は「いつも優しいから、なかなか意地悪役を徹底できるかわからない…」とにやり。「（アニー役の）2人をぎゃふんと言わせるように、お芝居を頑張りたい」と悪巧みをしていた。娘からの一言については「17歳と15歳で、口がすごく達者。普段は母親なので、叱るときはしっかり叱ります」と苦笑いしていた。

　また、9日にブログを更新し、右足の薬指を骨折したことを明かしていた。「加湿器が転倒しそうになって、『危ない！』って思ったら、こっちが転倒した」と頭をかいていたが、歩行も問題なくできるという。

　このほか、蒼乃夕妃、服部杏奈、アニー役を務める岡菜々子、山崎玲奈が登壇した。アニーの2人について早見は「本当に4年生？、6年生？と思うぐらいしっかりしている」と驚いていた。来年4月27日から、東京・新国立劇場の中劇場で上演。8月から大阪、松本、仙台、広島、名古屋でも公演を行う。