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『未来のミライ』日本初GG賞アニメーション映画賞にノミネート 細田守監督からコメント

 今夏に公開された細田守監督の『未来のミライ』が、米ロサンゼルス現地時間6日に『第76回ゴールデン・グローブ賞』のアニメーション映画賞にノミネートされたことを受け、細田監督がコメントを寄せた。このアニメーション映画賞で日本の作品がノミネートされるのは今回が初めての快挙となる。

日本のアニメーション作品で初めてに『第76回ゴールデン・グローブ賞』のアニメーション映画賞にノミネートされた『未来のミライ』細田守監督

日本のアニメーション作品で初めてに『第76回ゴールデン・グローブ賞』のアニメーション映画賞にノミネートされた『未来のミライ』細田守監督

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 細田監督のコメントは「この度、第76回ゴールデン・グローブ賞へのノミネートと聞き、ただただ驚いています。これをきっかけに、この小さなかわいらしい作品がより広く、深く、たくさんの方々に楽しんでもらえたらうれしく思います」。

 米国で配給を担う「GKIDS」CEOエリック・ベックマンからも「細田守はアニメーターの域を超え、アニメーションという手法を使う映画作家となった。彼はここに本当に美しく繊細な作品を作り上げた。それはまさに家族、愛、命について描かれたパーソナルな物語であり、その時空を超える旅は私たちに笑顔を感動を等しく与えてくれる。このノミネーションに対し、HFPA(ゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会)に感謝するとともに、細田監督の実力が正しく評価されたことを非常にうれしく思う」とメッセージが寄せられた。

 『未来のミライ』は、甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。家一軒と庭一つ、どこにでもあるたった一つの家族を通して、生命の大きな循環、人の生の織りなす巨大なループを描き出した。来年1月23日にBlu-ray&DVDが発売される(レンタル同時リリース)。作画監督・青山浩行氏による新規描き下ろし三方背BOXのイラストも公開された。

 ほかに、アニメーション映画賞には、『犬ヶ島』『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019年3月8日公開、スパイダーマン映画シリーズ初)、『インクレディブル・ファミリー』がノミネートされている。『ゴールデン・グローブ賞』の発表・授賞式は、現地時間の2019年1月6日に行われる予定。

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  • 日本のアニメーション作品で初めてに『第76回ゴールデン・グローブ賞』のアニメーション映画賞にノミネートされた『未来のミライ』細田守監督
  • 1月23日にBlu-ray&DVDが発売『未来のミライ』作画監督・青山浩行氏三方背BOXの原画(C)2018 スタジオ地図
  • 1月23日にBlu-ray&DVDが発売『未来のミライ』作画監督・青山浩行氏三方背BOXの原画(C)2018 スタジオ地図
  • 1月23日にBlu-ray&DVDが発売『未来のミライ』ジャケット展開図(C)2018 スタジオ地図

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