今年4月に公開された劇場版22弾『名探偵コナン ゼロの執行人』がシリーズ最高興行収入91.3億円（11月末時点）を記録し、6作品連続で興行収入最高記録を更新している劇場版アニメの最新作『名探偵コナン 紺青の拳（こんじょうのフィスト）』が来年4月12日に公開されることが5日、明らかになった。

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　舞台は劇場版初となる海外・シンガポール。19世紀末に海底に沈んだとされる世界最大の宝石「ブルーサファイア」を巡って、コナンと宿命のライバルであり“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドが、マリーナベイ・サンズで起きた殺人事件、そしてシンガポールの巨大な陰謀に巻き込まれていくストーリーになっている。

　キッドの行く手を阻むのは、杯戸高校・空手部主将であり、400戦無敗を誇る最強の空手家・京極真。原作では主要ストーリーにも絡む京極は、劇場版初登場を果たす。京極とキッドは過去に京極の恋人・鈴木園子を巡って対決したこともある因縁がある。一方コナンも、キッドによって強制的にシンガポールに連れ出され…。コナン、キッド、京極の三つ巴バトルが繰り広げられる。

　合わせて、原作者・青山剛昌氏直筆のティザーポスターも解禁。シンガポールの代名詞でもあるホテル『マリーナベイ・サンズ』をバックに、不敵な笑みを浮かべるキッドと見つめあう蘭。新一と恋人関係になったばかりなのに頬を染める蘭に対し、焦るコナン。さらには京極と、恋人の園子にも新たなラブの展開もあり、波乱の恋模様も予感させる。