男性4人組ボーカルグループ・浦島坂田船（うらしまさかたせん）が8日、ファンの女性によるメンバーへのストーカー行為が確認され警察を通じ警告を行ったことを、グループの公式サイトで発表した。

　サイトでは「この度、浦島坂田船のファンの女性によって、ストーカー規制法違反の行為が確認されましたため、警察を通じて、ストーカー規制法上の警告を行いました」と発表。女性が、1. グループ全体または個々のメンバーに対してのつきまとい行為、2. 他のファンをあおるような行動や、SNS等のネットを利用した浦島坂田船全体または個々のメンバーに対する迷惑行為、3. 浦島坂田船全体または個々のメンバーが出演するすべてのライブ・イベントへの参加、を行わない旨の誓約書を警察に提出したことを報告した。

　また「今回は警告にとどまっておりますが、今後もストーカー規制法上の違反行為が継続する場合は、逮捕等の厳重な対応となる可能性がございます」とし、「多くのファンの皆様にはいつも節度あるご支援をいただいており大変感謝しておりますが、一部のファンによるネット上も含めた節度を欠いた行為に対して何らかの対応を取らざるを得ない状況となっております」と注意喚起も。

　その上で「皆様に安心して楽しんでいただけるよう、今後も警戒を強化していく所存でございますので、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします」と呼びかけている。

　浦島坂田船は2013年に結成され、「歌ってみた」系動画の投稿から活動をスタート。10代男女を中心に人気が拡大し、16年3月にメジャーデビューした。今年7月4日発売のアルバム『V-enus』は、7／16付のオリコン週間アルバムランキングで5万5364枚を売り上げ、初登場1位を獲得している。今年7月には、福井公演の際にイベントプロモーターの従業員がメンバーの宿泊先情報を漏えいさせ、プロモーター側が謝罪するトラブルも起きた。