俳優の田中圭（34）が、「チャレンジを纏（まと）う」をコンセプトに、ビジネス、スポーツ、芸術・文化、エンターテインメントなどのさまざまな分野で活躍する人物を表彰するアワード『SUITS OF THE YEAR2018』の『アート＆カルチャー部門』を受賞し7日、都内で表彰式に出席。今年4〜6月にテレビ朝日系で放送された出演ドラマ「おっさんずラブ」がこの日、今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選　2018ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語に選出されたと発表されたことを受けて、喜びを語った。

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　報道陣からノミネートについて質問されると「入ってましたね。『おっさんずラブ』という作品は僕たちを離れて、だいぶ遠いところへ育ったなっていうのを、きょうちょうどプロデューサーたちと話していました」としみじみ。受賞を期待する声には「そこまでは望んでないんですけど、ノミネートされただけでもすごいことなので。ノミネートされてうれしいんですけど、ドラマのタイトルだっていうことをみんな忘れ始めているんではないか」と危惧した。

　大活躍の1年を振り返って「すごく楽しかったです。本当に楽しかったので、来年は今年以上に頑張って、今年以上に楽しい1年を過ごしたいなと思っています」と意気込み。芸人のギャグなどは流行語大賞に選ばれると、一発屋になってしまうというジンクスがあることから、その点を心配されると「一発屋もなにもなので、その辺はあまり心配してないです」と笑顔を見せていた。

　イベントのMCは、フリーアナウンサーの加藤綾子が担当。各賞の受賞者は以下の通り。

■『SUITS OF THE YEAR2018』
ビジネス部門：澤田貴司（ファミリーマート代表取締役社長）、甲斐真一郎（FOLIO代表取締役CEO）
イノベーション部門：松尾豊（東京大学大学院　工学系研究科特任准教授）
スポーツ部門：萩野公介
アート＆カルチャー部門：田中圭