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KERA、紫綬褒章を受章「“もっと好き勝手やれ”と背中を押された気分」

 劇作家・演出家でミュージシャンのケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が、平成30年秋の叙勲にて紫綬褒章を受章することが発表された。「頂戴出来る物は拒まない主義の私とは言え、この度賜った章はひときわ大きな喜びです。『もっと好き勝手やれ』と背中を押された気分」と感謝し、「集中力も体力も落ち、なにかと挫けそうになる昨今の私ですが、まだまだやらねばと背筋が伸びました。やりたくないことはやりませんが」とらしさあふれるコメントを寄せた。

 1980年代のバンドブーム・サブカルブームの一翼を担い、現在は劇団「ナイロン100℃」の主宰をはじめ、映画監督や脚本家などあふれんばかりの才能で多彩に活躍してきたKERA。近年は演劇活動の充実が目覚ましく、2015年に第40回菊田一夫演劇賞、16年に第23回読売演劇大賞 最優秀作品賞/優秀演出家賞、17年に第51回紀伊國屋演劇賞個人賞などを次々と受賞し、まさに“受賞ラッシュ”となっている。

 今回の紫綬褒章の受章について、「とりわけ、ずっと一緒にやってきた劇団員たち、昔自分の身勝手で迷惑かけまくったバンドメンバー、そして、舞台では女優、家では私設秘書にしてこの上なく信頼できるアドバイザーとして支えてきてくれた奥さんと」と周囲のサポートに感謝した。

 自身のスタイルについて「僕は舞台の脚本を、日々の稽古を見ながら書く方法を取っているので、俳優さんが実際に動いてくれない事には、作品一本書き上げることもままならない。スタッフさんとも『この芝居、この制約の中で、何が出来るのか』という事を話しながら創っています。そういう意味で私の脚本はどの作品も、皆との共同執筆だと思っています」と説明。「もし、他の劇作家や演出家、音楽家と何か違う事があるとすれば、やりたいことしかやってこなかったこと。それから、これまで創ってきた作品の、“量×質”の総量。この点は自己評価としては大抵の同業者の3人分くらいはいくんじゃないかと(笑)」語っている。

 来年から1年1本ずつ数年に渡り、自身の戯曲の名作を今をときめく演出家陣が演出する新シリーズ「KERA CROSS」がスタート。ますます目が離せない存在となった。



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