俳優の山崎育三郎がパーソナリティーを務めるラジオ番組『山崎育三郎のI AM 1936』（ニッポン放送　毎週土曜　後9：30）の番組イベント『山崎育三郎のI AM 1936 presents THIS IS IKU』が13日、東京国際フォーラムで開催。X JAPANのボーカル・Toshl、城田優、乃木坂46の生田絵梨花と友近扮する演歌界の大御所・水谷千重子といった豪華ゲストを迎えて、5000人のファンを熱狂させた。

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　昨年5月からスタートした同番組は、リスナーからのリクエスト曲に即興で弾き語りを披露する「育三郎くん、ちょっとこれ歌って！」のコーナーをはじめ、バラエティー豊かなゲストとのトークなど、素の山崎を堪能できる内容が好評。今回、満を持して番組イベントを行うにいたった。

　イベント冒頭、ポップアップで登場した山崎は「I LAND」「Wonderland」「ひそかな夢　Evermore」を披露。ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』の中から「世界の王」の演奏が始まると、1組目のゲストとして城田がステージに登場。公私ともに仲がよいことで知られる2人のハーモニー、ピアノ弾き語りで観客を魅了した。

　興奮冷めやらぬ中、2組目のゲストとして生田が姿を現し、同じくミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』から「バルコニー」「エメ」を歌唱。「エメ」では、山崎・生田・城田の3人による共演が実現し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』から「心は愛に溢れて」をともに熱唱した。

　3組目のゲスト・水谷のパートでは、同番組の公開収録を実施。いつもどおりのタイトルコールに続いて、水谷をステージに呼び込むと、軽快なトークで会場を沸かせた。その後、自身の新曲「カラフル〜台湾百色旅情〜」を歌い上げた水谷は、その後も山崎をタジタジにさせながら、まさかの「Choo Choo TRAIN」のデュエットも披露した。

　明るいムードから一転、幻想的な音楽に導かれて4組目のゲスト・Toshlが見参。以前から憧れのアーティストだと公言していた山崎は、うれしさのあまり「うわ、Toshlさんだ…。本物ですか？」と質問すると、Toshlが「本物ですよ」と返答。その後「美女と野獣」をコラボで歌唱したが、Toshlをお姫様抱っこしながら踊ると大歓声。夢の共演に、山崎は「オーマイガッシュ！　すごいです、Toshlさん！　楽しかった！　うれしかった！　ありがとうございます！」と感謝の思いを伝えた。

　最後は、最新シングル「Keep in touch」を歌い上げた山崎。「自分の夢をかなえてもらいました。僕の思いがたくさん詰まったコンサート、またこれ、来年もやりたいです」と再会を誓って締めくくった。