京都市が新設した『京都映画大賞』の1人目の受賞者に映画監督・中島貞夫氏(84)が選ばれ、14日、京都市内で授賞式が行われた。
京都市内を中心に開催された『京都国際映画祭2018』のクロージングとして、京都を代表する巨匠・中島貞夫監督の20年ぶり長編最新作『多十郎殉愛記』のワールドプレミア上映が行われた。また、京都国際映画祭が始まって5回目の節目でもある。京都市は「永年にわたる日本の映画文化の振興・発展に対する多大なるご貢献、ご功績を称え、また、監督の20年ぶりの長編劇映画の完成及び京都国際映画祭の5周年を記念し、改めて京都市から特段の敬意を表し、表彰を実施するもの」と表彰理由を説明。ワールドプレミア終了後に授賞式が執り行われ、門川大作京都市長が中島監督に賞状を副賞の目録を手渡した。
中島監督は「おこがましいです」と恐縮。門川市長は「日本映画発祥の地、映画の聖地、京都として中島監督にお贈りするために京都映画大賞を創設されました。謹んでお贈りします」とあらためて説明していた。
同映画祭はオープニングセレモニーで中島監督の「よーい、スタート」の掛け声で始まるのが恒例となっている。張りのある声で映画祭の盛り上げにも一役買っている。「俳優さんに芝居をしてもらうのに、掛け声でパッと入ってもらわないと、いかんのです。か弱い声で『よーい、スタート』するよりは大きな声で気持ちを高めてもらう」と真意を語っていた。
『多十郎殉愛記』は「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした作品で、時代劇映画における殺陣の魅力の根源を改めて探り、生身の人間が見せる極限のパフォーマンスや、1本の刀に込めた「男の情念」、「殉愛」を描いている。高良健吾が主演し、多部未華子、木村了らが出演している。
温かい拍手に中島監督は「皆さんの拍手を聞いているだけで涙がこぼれます」としみじみ。「5年がかりでしたが、やったー!という感じです」と完成にこぎつけたことに感慨深げだった。「ちゃんばら映画を若い俳優さんでやりたかった。孫のような年齢なんで最初は話が通じるのかなって思ったけど、みんな素直」とキャスト陣を語った。「京都から絶対に時代劇を消さない。もっともっと面白いちゃんばら映画が作れるはずだ。それが我々の務めだという気持ち、老いた身にむち打ちながらやってきた成果が、きょうです」と頭を下げ、感謝の思いを口にした。
同映画祭は、1997年から開催されてきた京都映画祭の伝統と志を引き継ぎ、2014年に誕生し、今年で5回目となる。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開。今年のキャッチコピーは「京都上映中。」だった。
京都市内を中心に開催された『京都国際映画祭2018』のクロージングとして、京都を代表する巨匠・中島貞夫監督の20年ぶり長編最新作『多十郎殉愛記』のワールドプレミア上映が行われた。また、京都国際映画祭が始まって5回目の節目でもある。京都市は「永年にわたる日本の映画文化の振興・発展に対する多大なるご貢献、ご功績を称え、また、監督の20年ぶりの長編劇映画の完成及び京都国際映画祭の5周年を記念し、改めて京都市から特段の敬意を表し、表彰を実施するもの」と表彰理由を説明。ワールドプレミア終了後に授賞式が執り行われ、門川大作京都市長が中島監督に賞状を副賞の目録を手渡した。
同映画祭はオープニングセレモニーで中島監督の「よーい、スタート」の掛け声で始まるのが恒例となっている。張りのある声で映画祭の盛り上げにも一役買っている。「俳優さんに芝居をしてもらうのに、掛け声でパッと入ってもらわないと、いかんのです。か弱い声で『よーい、スタート』するよりは大きな声で気持ちを高めてもらう」と真意を語っていた。
『多十郎殉愛記』は「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトにした作品で、時代劇映画における殺陣の魅力の根源を改めて探り、生身の人間が見せる極限のパフォーマンスや、1本の刀に込めた「男の情念」、「殉愛」を描いている。高良健吾が主演し、多部未華子、木村了らが出演している。
温かい拍手に中島監督は「皆さんの拍手を聞いているだけで涙がこぼれます」としみじみ。「5年がかりでしたが、やったー!という感じです」と完成にこぎつけたことに感慨深げだった。「ちゃんばら映画を若い俳優さんでやりたかった。孫のような年齢なんで最初は話が通じるのかなって思ったけど、みんな素直」とキャスト陣を語った。「京都から絶対に時代劇を消さない。もっともっと面白いちゃんばら映画が作れるはずだ。それが我々の務めだという気持ち、老いた身にむち打ちながらやってきた成果が、きょうです」と頭を下げ、感謝の思いを口にした。
同映画祭は、1997年から開催されてきた京都映画祭の伝統と志を引き継ぎ、2014年に誕生し、今年で5回目となる。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開。今年のキャッチコピーは「京都上映中。」だった。
2018/10/14