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人生100年時代に“脱LDK” 長い人生に寄り添う大空間住宅とは?

 積水ハウスが、“脱LDK”を目指して、最先端の住宅設備を採り入れた鉄骨住宅『IS ROY+E Family Suite(イズ・ロイエ ファミリースイート)』を3日に発売。その当日に茨城県古河市の『関東 住まいの夢工場』で、説明会とモデルハウスの内見会が行われた。

広い無柱空間ながら、2階にピアノも置けるほどの強度 (C)oricon ME inc.

広い無柱空間ながら、2階にピアノも置けるほどの強度 (C)oricon ME inc.

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■仕切りのない大空間で、家族が“それぞれの時間”を一緒に過ごす

 “脱LDK”という発想に至った経緯について、同社内で“幸せ”を研究する『住生活研究所』の河崎由美子所長が説明。そもそも日本で、L(リビング)D(ダイニング)K(キッチン)と部屋を区切る発想について、「寝食分離を目指した第二次世界大戦後の公団住宅が“ダイニングキッチン”という概念。その後、家族でくつろげる空間のリビングが加わり現在に至っている」と明かした。しかし、“人生100年時代”に突入し、ひとつの家で過ごす期間がより長くなったことに触れ「子育て中や熟年時代など、ひとつの家に暮らす人数やシーンに変化が訪れるのが当たり前になっている今、そのすべてを受け止めることができるリビングが求められるようになった」と分析する。

 一般的に大きなリビングを中心に置いた間取り『ワイドスパンリビング』がトレンドだが、その中でも同社では、各家族のあり方に合わせた自由で多用途な空間を『ファミリースイート』として提案。『住生活研究所』のアンケートによると、家で家族と過ごす時間の中で「一緒に居て、思い思いにすること」として、「スマホやタブレットを使う」というデータが53.9%という結果に。同じ空間にいながら、それぞれ個人のやりたいことを行うための“広さの確保”、さらに、互いのつながりを感じる“仕切りの排除”を『ファミリースイート』で実現させる。

 仕切りのない大空間で、将来のリノベーションの制約も受けにくく、次の世代に家が引き継がれた場合も自由に住宅の改修を行うことが可能となり、高い生活価値を維持できる。

■従来よりも高い強度を持つ梁で、無柱空間を実現

 この大きな無柱空間を実現できた技術の一つが、従来比約10倍の強度を持つ高強度梁『ダイナミックビーム』。30帖を超える大空間リビングでも柱や間仕切りの無い設計をすることができ、これまでにない開放感あるダイナミックな空間づくりが可能になる。

 説明会後の内見会では、この空間が実現できる最大の長さである7mを導入したモデルハウスを商品開発室長の古村嘉浩氏が説明。「間仕切り家具を使って玄関もリビングに取り込んでいる。階段室もあって、目線を変えて家を楽しむこともできる」と『ファミリースイート』ならではの独自性を強調した。2階にはグランドピアノを設置して、構造の強さをアピールしていた。

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  • 広い無柱空間ながら、2階にピアノも置けるほどの強度 (C)oricon ME inc.
  • 積水ハウスが、“脱LDK”を目指した鉄骨住宅『IS ROY+E Family Suite(イズ・ロイエ ファミリースイート)』 (C)oricon ME inc.

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