お笑いコンビ・ピースの又吉直樹（38）が8日、東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオで行われた『ニッポン放送　imagine studio 2018　永遠の名作「imagine」の真実』に登場。約1時間半にわたって、ジョン・レノン愛を語ったが、イベントの締めくくりでは昨年からアメリカで活動している相方・綾部祐二（40）の近況を報告した。

【写真】その他の写真を見る

　8月に毎日新聞夕刊で小説『人間』の連載をスタートさせることを発表した会見の席上では、綾部との関係を聞かれ「情報は入ってきているんですけど、今あまり日本人と会話すると英語の覚えが遅くなるので」との気遣いを見せていた又吉。この日は、最後に「綾部は元気です。お2人（ジョン・レノンとオノ・ヨーコ）が住んでいた近くのバーを使っているらしいです」とイベントに絡めたコメントで相方愛をにじませた。

　大のジョン・レノン好きという又吉は、同じく敬愛している太宰治との共通点があるといい「ジョンが俯瞰で世界の捉えているの対して、それをどんどん寄っていって、個人の視点に落とし込んでいったのが太宰だなと。2人ともストレートな表現と屈折した表現もする。太宰の短編を酒飲みながら読んでいると、泣いてしまうことがあるんですけど、ジョンの音楽を聴いていても、それと同じような感覚がありますね」と言葉に力を込めていた。

　今回のイベントは、ジョン・レノンの名作『imagine』のアルティメイト・コレクションが今月5日にリリースされたことを受けて開催。同作のタイトルを冠したイマジンスタジオにリスナー120人を招待し、又吉のほか、音楽評論家・萩原健太氏も登場。進行は、元ニッポン放送のアナウンサー上柳昌彦が担当した。