人気グループ・V6の三宅健が3日、都内で行われた舞台『二十日鼠と人間』公開ゲネプロ後囲み取材に出席した。先月解散を発表した後輩のタッキー＆翼について「滝沢（秀明）も（今井）翼も本人たちが自分で選んだ道なのでそこは応援していきたい」とエールを送り「とにかく2人ともに幸せになってほしい」と強く願っていた。

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　「なによりファンのみなさんがびっくりしているでしょうし、まだ、心の整理もつかないと思うので僕はそこが心配」と思いやった三宅。舞台『滝沢歌舞伎』で共演し、今年はKEN☆Tackeyを結成した滝沢は年内で芸能界を引退となるが、解散の知らせをニュースで知った後、個人的に連絡はとったといい、その内容について報道陣に聞かれると「言うわけないだろっ（笑）」とお茶目にかわしていた。

　ノーベル賞作家・ジョン・スタインベックの原作をもとにした同舞台は1930年代、世界大恐慌時代のカリフォルニア州を舞台に主人公・ジョージ（三宅）に待ち受ける厳しい現実と相棒への想い、そしてその想いゆえの葛藤や苦悩をスタインベック自身の季節労働者としての経験をベースに描いていく。

　前半は激しく怒ったり感情を顕にするジョージを演じた後は「疲れます。どんよりします」と心身ともに削りながら挑んでいるという三宅。「V6のお仕事もお仕事なので」と切り替えているそうで、メンバーが見に来るかどうかは「そういうのは腐れ縁なので、来たり来なかったり…いちいち確認もしない」とドライな回答。

　それでも坂本昌行に関しては「絶対に来てくれます。一番に来てくれる。だいたい一番最初に来て、各メンバーの舞台を観てないことはないんじゃないかってくらい観に行ってると思います」とリーダーらしい一面を明かしていた。

　このほか会見には花乃まりあ、章平、藤木孝、山路和弘が出席した。きょう3日から28日まで東京グローブ座、11月8日から11日までは森ノ宮ピロティホールで上演される。