歌手でKONDO Racing Team監督の近藤真彦が10月1日、都内で行われた自ら率いる『KONDO Racing Team』と日産自動車とのモータースポーツ活動計画発表会に出席した。

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　近藤はKONDO Racingが2019年6月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて開催される世界一過酷な『ニュルブルクリンク24時間レース』への参戦を表明。参戦車両となる『NISSAN GT-R NISMO GT3 2018モデル』がアンベールされた。

　目が冴えるような赤の車体に「夜目立つようにこのようなカラーリングにしました」と紹介しつつ「このGT-Rは大坂なおみさんにプレゼントするやつじゃないですよね？」と日産ブランドアンバサダーで「GT-R好き」を公言した大坂選手を引き合いに関係者に向けて確認するというジョークを飛ばした。

　同席した日産の星野朝子専務執行役員が以前、大坂選手に『GT-R』プレゼントを約束したことから、近藤は「『ニュル』で優勝したら、僕にも『GT-R』をくれる約束をした」と不敵な笑み。「2000年にレーシングチームを作って20年かかってNISSANさんとNISMOさんと世界の舞台に出られるとは夢のような話。このチャンスは逃さないように頑張って優勝したい」と掲げると星野氏も「GT-Rを用意しています」と応えて近藤を喜ばせていた。

　また、日産グループの整備専門学校『日産・自動車大学校』との合同プロジェクトとしてKONDO Racing Teamは2019年より国内最高峰のツーリングカーレース『SUPER GT』シリーズのGT300クラスへの参戦も決定。この日は、『ニュルブルクリンク24時間レース』参戦チームからドライバーの松田次生、高星明誠、藤井誠暢らが登壇した。