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劇団ひとりが犬を熱演したアニメ『ネクスト ロボ』 本編クリップを独占先行配信

 映像配信サービス「Netflix」で7日から独占配信されるアニメーション映画『ネクスト ロボ』の本編映像の一部をORICON NEWSで独占解禁。孤独な少女メイと勇敢でピュアな戦闘用ロボット7723の絆と冒険を描いた本作に登場するメイの愛犬モモの“毒舌が止まらない”とも言うべき内容で、モモを声で演じているのは、劇団ひとりだ。

劇団ひとりが声優を務める毒舌犬モモ。Netflixオリジナル映画『ネクスト ロボ』9月7日より、Netflixにて世界190ヶ国で独占配信

劇団ひとりが声優を務める毒舌犬モモ。Netflixオリジナル映画『ネクスト ロボ』9月7日より、Netflixにて世界190ヶ国で独占配信

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 物語の舞台は、ロボットだらけの未来。生活のすべてをロボットに任せきりの母や友達とうまくいかずひとりぼっちのメイは、戦闘用ロボット7723と出会い、友情のような絆が芽生えていく。メイと過ごすうちに彼女を大好きになった7723は、限度がある記憶容量にメイとの“思い出”を残すため大きな決断をする。やがて、7723を開発したロボット会社が人類滅亡を企んでいることを知ったメイたちは、街のみんなを守るため立ち上がる。

 ひと足先に公開された映像は、飼い主のメイ、ロボットの7723と家に帰ってきたモモは、7723に抱きかかえられて、とてもハイテンションでご機嫌な様子。7723の腕の中で何度も跳ね回り、勢いよく頭によじ登ったかと思えば、ペタッと腹ばいになり、そのまま滑ってまた7723の腕の中へと戻り、と満足そう。ただその愛らしい動きや姿とは対照的に、ひねくれ屋のモモは、言いたい放題。「俺はこう言った、テメエ、俺が(ピー音)、それでバーン、そいつは(ピー音)、モモが(ピー音)恐ろしいぜ、あんたは(ピー音)いい奴だ」と、放送禁止用語もお構いないしにしゃべり倒す(その結果、何を言っているのかよくわからない)。

 さらに、メモリー障害により、記憶の一部を失くしてしまった7723に「前に会った?」と聞かれると、「俺を忘れた? 俺も覚えてねえよ、兄弟」とカッコよく捨てぜりふをはくものの、仰向けになって7723に鼻をつんつんされたり、お腹を撫でられたりとされるがまま、完全に心を許している、ツンデレぶりも。

 そんなモモは、茶色と白の小さいボディに、大きな耳と短い手足、巨大で印象的な目に、発達した顎(あご)、常に舌を出しっぱなしにして走っている時はかなりの間抜け面だ。マシンガントークで放送禁止用語を連呼し、話している内容の半分も理解できないが、見た目と毒舌のギャップに、愛きょうがあって、「意外と好きかも!」とハマってしまいそうキャラクターだ。

 ところで、モモは犬のはずなのに、なぜ話ができるのか? 実はこのピー音を含めモモの声は、7723だけに聞こえているもの。実際のモモは、ワンワン吠えているだけなのだが、7723のフィルターを通すと、何を言っているのか理解できるようになる。モモの声にピー音が被さっているのは、7723が独自に言葉を解析し、子どもに聞かせてはいけない言葉だと判断して、NG音をかぶせている。

 解禁された映像の最後には、モモの声を担当したひとりが、めちゃくちゃパワーが必要で、結構序盤で声を潰しそうになって疲れたという、鳴き声のシーンも一瞬だが確認できる。犬の鳴き声は初挑戦だったというひとりが、見事なまでに犬になりきっており、その熱演ぶりにも注目だ。

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