スポーツ愛が止まらない武井壮&卓球女子元日本代表の平野早矢香による、知れば知るほど奥深い「卓球」の魅力に迫るBSジャパン『卓球ジャパン!』(毎週土曜 後10:00〜10:54)。番組では念願の張本智和選手(15)をゲストに迎え、18日・25日の2週にわたって放送する。
番組では、さまざまな試合を取り上げ、その映像を見ながら、プレーの裏側に秘められた驚異の戦術から、選手たちの熱い思いまでを深掘りしていく。張本選手の試合は何度も取り上げてきたが、本人が出演するのは初めて。今回、取り上げる試合は張本選手自身が選んだ、今年の「ITTFワールドツアー ジャパンオープン 男子シングルス 準々決勝」の中国・馬龍(マ・リュウ)選手(29)との一戦(大会当時、張本選手は14歳)。第1ゲームから3ゲーム連取したものの、第4・第5ゲームを落とし、第6ゲームを取って、4-2で張本選手が勝利した試合を本人による解説で振り返る。
普段から映像を見ながら研究することはあっても、「負けて悔しかった試合は見たくない」と言うほど負けず嫌い。今回、選んだ試合は最終的に勝ったものの、途中、逆転されるピンチもあった、張本選手にとっても「最も心に残る試合」。
馬選手とは、2015年に対戦しており、その時は「0-4」でストレート負け。今年の対戦当時も張本選手は世界ランキング10位、馬選手は同2位。ランキング上位の相手だったが、試合前の心境を「ワンチャンスあると思っていた。コーチからも絶対に勝てと言われていた」と振り返った。第1ゲームを「11-8」で取り、幸先の良いスタートを切った時も「まだ0-0だと思っていました。喜んでもいなかった。1-4で負けることもあるから。このまま勝ち続けていくぞ」と、気合を入れ直したそう。
「3-11」で落とした第4ゲームでは、「何も考えられなくなるうちに終わっていた」、「2-11」で落とした第5ゲームでは「大事なポイントはあったと思うけど、冷静じゃなかった」などと、激闘の裏で何が起こっていたのか、本人にしか知りえない真実が明らかになっていく。
収録後、張本選手は「ほかの選手が出演した回を見ていたので、自分も出たいなと思っていたので、本当に楽しかったです」と、にっこり。2年後の東京オリンピックではシングルスと団体で「金メダルを2つ取りたい」、さらに「五輪に6回出たい」「世界一になりたい」といった目標を淡々と話す。「目標に手が届くまで、まだ半分くらい。もっと経験と練習を積んでいきたい」と、語った。
番組では、張本選手が得意とする技「チキータ」を武井が体感する実演コーナーでは、「教えるのも難しいですね。一番に考えているのは、試合で勝つことなんですが、最近、少しずつ卓球の楽しさをいろんな人に知ってもらうことも大事なんだと思うようになって、なので、今回、本当に楽しかったです。試合映像を見ながらだったので、しゃべりやすかったです。映像を見ると自然とその時の気持ちも思い出せるので」と、話していた。
■収録後、武井・平野・福田典子アナウンサーに張本選手の印象を聞いた。
▽武井壮
張本選手が14歳、15歳という年齢で、卓球界のトップの選手たちと肩を並べるまでになったのか、すごく興味がありました。生まれつき、尋常ではない反射神経の持ち主で、卓球をするために生まれてきた特別な人間のように思っていたんですが、卓球というスポーツで勝つために最も有効な道すじがある程度見ている中で、3歳から卓球をはじめて、絶え間なく必要な技術を高い精度で修練してきたという確かなものが彼の中にしっかりあるからこその、今の彼の成績なんだな、というのがよくわかりました。
張本選手は、卓球に必要なものは「センス」と答えていましたけど、その中には習得した技術を試合中に的確に繰り出すために練習するセンス、努力するセンスもあると言っていたことが、一番自信を持っているところだと思う。
僕も陸上をはじめて5年で日本一になっているので、その時は日本中で一番、自分が練習したと思っていたし、だから優勝できると思っていた。彼はもう卓球をはじめて12年くらい。その間、ずっと努力し続けてきたら十分、世界のトップレベルにたどり着けるんだという可能性を示してくれているんだと思ったら、よりリスペクトは高まったし、本当に素晴らしい選手だと思いましたし、まだまだ彼には伸びしろがあるってことも感じて、これから先が楽しみで仕方ありません。
▽平野早矢香
私は現役を25、6年くらいやりましたが、張本選手みたいな日本選手を見たことがなかったです。どうしてうまくいかないんだろう、もっとこうすればよかったのかな、と現役時代には答えを見つけられたことが、張本選手の話を聞いて、どんどん見えてきました。相手のプレーも、自分のプレーも、客観的に、冷静に分析できるのは、世界のトップ選手とはいえなかなかできることではないと思いました。
張本選手は、すごく正直で、素直なんですよね。きょうの収録はもちろん、ほかのインタビューや試合中でさえも、思っていることをありのまま、何も飾らずに伝えている。自分を大きく見せようとすることも、過小評価することもない。「世界一になりたい」「オリンピックで金メダルをとりたい」という言葉も、試合中に返球が相手コートに「入ってくれと祈っていた」という意外な一面もすべて本音なんですよね。今回の収録で、張本選手が心から卓球が好きで、心から世界一になりたいと思っていることがすごく伝わってきました。
▽福田典子アナウンサー
テレビ番組で自分のプレーについて深く解説したことはなかったそうですが、すごく頭の中が整理されているんだな、と感じました。一方で、今回の収録では15歳らしさも垣間見えてよかったですね。
■最新の卓球情報や動画を掲載「テレビ東京卓球NEWS」
http://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/
■番組ホームページ
http://www.bs-j.co.jp/official/takkyu_japan/
BSジャパンの卓球番組『卓球ジャパン!』8月18日・25日は張本智和選手がスタジオ初登場(左から)福田典子アナウンサー、武井壮、張本選手、平野早矢香 (C)ORICON NewS inc.
番組では、さまざまな試合を取り上げ、その映像を見ながら、プレーの裏側に秘められた驚異の戦術から、選手たちの熱い思いまでを深掘りしていく。張本選手の試合は何度も取り上げてきたが、本人が出演するのは初めて。今回、取り上げる試合は張本選手自身が選んだ、今年の「ITTFワールドツアー ジャパンオープン 男子シングルス 準々決勝」の中国・馬龍(マ・リュウ)選手(29)との一戦(大会当時、張本選手は14歳)。第1ゲームから3ゲーム連取したものの、第4・第5ゲームを落とし、第6ゲームを取って、4-2で張本選手が勝利した試合を本人による解説で振り返る。
馬選手とは、2015年に対戦しており、その時は「0-4」でストレート負け。今年の対戦当時も張本選手は世界ランキング10位、馬選手は同2位。ランキング上位の相手だったが、試合前の心境を「ワンチャンスあると思っていた。コーチからも絶対に勝てと言われていた」と振り返った。第1ゲームを「11-8」で取り、幸先の良いスタートを切った時も「まだ0-0だと思っていました。喜んでもいなかった。1-4で負けることもあるから。このまま勝ち続けていくぞ」と、気合を入れ直したそう。
「3-11」で落とした第4ゲームでは、「何も考えられなくなるうちに終わっていた」、「2-11」で落とした第5ゲームでは「大事なポイントはあったと思うけど、冷静じゃなかった」などと、激闘の裏で何が起こっていたのか、本人にしか知りえない真実が明らかになっていく。
収録後、張本選手は「ほかの選手が出演した回を見ていたので、自分も出たいなと思っていたので、本当に楽しかったです」と、にっこり。2年後の東京オリンピックではシングルスと団体で「金メダルを2つ取りたい」、さらに「五輪に6回出たい」「世界一になりたい」といった目標を淡々と話す。「目標に手が届くまで、まだ半分くらい。もっと経験と練習を積んでいきたい」と、語った。
番組では、張本選手が得意とする技「チキータ」を武井が体感する実演コーナーでは、「教えるのも難しいですね。一番に考えているのは、試合で勝つことなんですが、最近、少しずつ卓球の楽しさをいろんな人に知ってもらうことも大事なんだと思うようになって、なので、今回、本当に楽しかったです。試合映像を見ながらだったので、しゃべりやすかったです。映像を見ると自然とその時の気持ちも思い出せるので」と、話していた。
■収録後、武井・平野・福田典子アナウンサーに張本選手の印象を聞いた。
▽武井壮
張本選手が14歳、15歳という年齢で、卓球界のトップの選手たちと肩を並べるまでになったのか、すごく興味がありました。生まれつき、尋常ではない反射神経の持ち主で、卓球をするために生まれてきた特別な人間のように思っていたんですが、卓球というスポーツで勝つために最も有効な道すじがある程度見ている中で、3歳から卓球をはじめて、絶え間なく必要な技術を高い精度で修練してきたという確かなものが彼の中にしっかりあるからこその、今の彼の成績なんだな、というのがよくわかりました。
張本選手は、卓球に必要なものは「センス」と答えていましたけど、その中には習得した技術を試合中に的確に繰り出すために練習するセンス、努力するセンスもあると言っていたことが、一番自信を持っているところだと思う。
僕も陸上をはじめて5年で日本一になっているので、その時は日本中で一番、自分が練習したと思っていたし、だから優勝できると思っていた。彼はもう卓球をはじめて12年くらい。その間、ずっと努力し続けてきたら十分、世界のトップレベルにたどり着けるんだという可能性を示してくれているんだと思ったら、よりリスペクトは高まったし、本当に素晴らしい選手だと思いましたし、まだまだ彼には伸びしろがあるってことも感じて、これから先が楽しみで仕方ありません。
▽平野早矢香
私は現役を25、6年くらいやりましたが、張本選手みたいな日本選手を見たことがなかったです。どうしてうまくいかないんだろう、もっとこうすればよかったのかな、と現役時代には答えを見つけられたことが、張本選手の話を聞いて、どんどん見えてきました。相手のプレーも、自分のプレーも、客観的に、冷静に分析できるのは、世界のトップ選手とはいえなかなかできることではないと思いました。
張本選手は、すごく正直で、素直なんですよね。きょうの収録はもちろん、ほかのインタビューや試合中でさえも、思っていることをありのまま、何も飾らずに伝えている。自分を大きく見せようとすることも、過小評価することもない。「世界一になりたい」「オリンピックで金メダルをとりたい」という言葉も、試合中に返球が相手コートに「入ってくれと祈っていた」という意外な一面もすべて本音なんですよね。今回の収録で、張本選手が心から卓球が好きで、心から世界一になりたいと思っていることがすごく伝わってきました。
▽福田典子アナウンサー
テレビ番組で自分のプレーについて深く解説したことはなかったそうですが、すごく頭の中が整理されているんだな、と感じました。一方で、今回の収録では15歳らしさも垣間見えてよかったですね。
■最新の卓球情報や動画を掲載「テレビ東京卓球NEWS」
http://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/
■番組ホームページ
http://www.bs-j.co.jp/official/takkyu_japan/
2018/08/18