柔道家でタレントの篠原信一が20日、都内で『SPORTS TIMES』の発足発表会に参加。次期スポーツ庁長官に名乗りを上げた。

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　『SPORTS TIMES』はプレスリリース配信サービス「PR TIMES」がスポーツチームや団体が自ら情報を発信することを支援するプロジェクト。きょう20日より本格始動する。参画するのはサッカーのJリーグ9チームとバスケットのBリーグ15チームとなっている。

　この日、ゲストとして登場し、PR TIMESの1日社長に就任した篠原はジャケット姿にTシャツ、ジーパンというスタイルで「IT社長と言いますとインテリジェンスで、なおかつジェントルマン。で少し遊び心を加えてラフな感じで」とご満悦。同社の本来の社長である山口拓己氏に対して「山口前社長、エントランスに銅像をよろしくお願いします」と圧力たっぷりに要請していた。

　囲み取材も実施。現在、『SPORTS TIMES』には柔道の加盟がないことについて「柔道も入ってくると思う。逆に入らない意味がわからない」と断言。そして柔道家として「全日本柔道連盟に行って『入ってください』と言います。（日本代表監督の）井上康生に。会長の山下（泰裕）先生だと怖そう」と相手を選びながら直談判することを約束した。

　また、昨今はスポーツ界の不祥事が後を絶たない。現在の柔道界については「今は山下先生のもと、井上監督、野村（忠宏）もいます」と健全を強調。そして「『篠原がいなくなってから、より一層よくなった』という声も多々あります」と冗談めかして語っていた。柔道関連のオファーはないそうで「いいんですかね。これだけの逸材をほったらかしにしていて」と首を傾げていた。

　さらに1988年ソウルオリンピック100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地氏が務めているスポーツ庁長官というポストについても「僕だったらできないこともない」ときっぱり。今のところ推す声はないが「その（盛り上がる）前に野村が阻止に入ると思います」と長官就任は夢のままで終わりそうだ。

　会見にはアルバルク東京・林邦彦社長、湘南ベルマーレ・水谷尚人社長、栃木SC・橋本大輔社長も参加した。

■参画チーム
Jリーグ：FC東京、FC町田ゼルビア、ガンバ大阪、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、東京ベルディ、栃木SC、ベガルタ仙台
Bリーグ：秋田ノーザンハピネッツ、アースフレンズ東京Z、アルバルク東京、茨城ロボッツ、愛媛オレンジバイキングス、京都ハンナリーズ、三遠ネオフェニックス、サンロッカーズ渋谷、千葉ジェッツ、西宮ストークス、横浜ビー・コルセアーズ、ライジングゼファー福岡、琉球ゴールデンキングス、リンク栃木ブレックス、レバンガ北海道