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『FF』展開幕 キャラデザの天野喜孝氏、30年前の原画見て「気恥ずかしい」

 大人気RPG『ファイナルファンタジー』(FF)シリーズのキャラクターデザインなどを手がけた天野喜孝氏の展覧会『FINAL FANTASYと天野喜孝の世界展』が、10日から9月2日まで東京・池袋サンシャインシティ展示ホールCで開催される。それに先立ち、きょう9日に内覧会が行われ、天野氏は30年以上続いている同作の思い出を振り返った。

『FINAL FANTASYと天野喜孝の世界展』より(C)ORICON NewS inc.

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 同展では、FFの原画が過去最多となる約150点出展されるほか、1990年代後半から天野氏が制作を続けるファインアートの大型作品をあわせて約200点が集結。天野氏は、同作I(1987年発売)からVI(94年)までキャラクターデザイン、それ以降のナンバリングタイトルは主にイメージイラストを担当。タツノコプロ時代の『科学忍者隊ガッチャマン』、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』などの展示物もあり、天野氏の軌跡を見ることもできる。

 入り口に入ると、各ナンバリングタイトルの原画がいきなり登場。わかりやすくタイトルロゴやゲームのパッケージもあり、自身がプレイした思い出の作品の原画を見ることができる。ギャラリートークの際、天野氏は「みなさんが実際にプレイした当時を思い出しながら見てくれたらいいと思います。(Iを)プレイした当時が10歳のこどもだったとしても、今は40歳。個人的な思い出を、絵を見て感じてくれたら」と楽しみ方を伝えた。

 キャラクター原画のほか、ゲーム内に登場するフィールドの原画もあり、各ブースでお馴染みのBGMを聴きながら楽しめる。また、宇宙空間のようなエフェクトをもつ体験型映像演出のブースもあり、FFキャラの映像が地面と左右に映し出されて世界観に入り込むことができる。

 同展について天野氏は「絵の場合はこうして残ってしまう。30年前の絵があって、気恥ずかしい」と照れつつ「こういう機会ではないと自身で見ることはない」と開催されたことに感謝した。

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  • 天野喜孝氏
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