フリーアナウンサーの加藤綾子が、2016年にフジテレビを退社後、テレビ朝日の番組に初登場する。2日に放送される単発・新番組『世界が変わる!?　ニッポンのたくら民』（後2：55〜4：25※関東ローカル）で、ユースケ・サンタマリアとMCを務める。収録後、加藤は「初めてテレビ朝日にもお邪魔したのですが、とても新鮮な気持ち。『あ、六本木にあるんだ』とあらためて感じました（笑）。新しいところに来ることができるのはとても楽しい気分ですね」と、新入生気分を味わっていた。

【写真】その他の写真を見る

　2人は初共演ではないが、「ガッツリ絡むのは今回のこの番組が初めて」（ユースケ）。加藤はフジテレビ退社後、ユースケと同じ事務所に所属しているのだが「なかなかお会いする機会もなかったのでうれしかったです」と、収録も楽しめたようだ。

　ユースケも「フリーになっていろんなお仕事をしているからこそご一緒できたわけだけど、安心感もあったし、すごくやりやすかったです！　アナウンサーとしていろいろな方と一緒に番組をやっていたからこそなんだと思います」と、収録中も舌好調だった。

　番組は、「世界をより良い方向に変えよう」という志高きたくらみを抱く人材＝“たくら民”を紹介するバラエティー。
　
　現在の便利な世の中は、すべていろいろな人たちの「たくらみ」によって作り出されてきたと言っても過言ではない。エジソンが「世の中を明るく照らそう」とたくらんで発明した“白熱電球”、ライト兄弟が「空を飛びたい」とたくらんで発明した“飛行機”…。そして、現代の日本にも“たくら民”は数多く存在している。それはどんなたくらみなのか、そのたくらみによって近い将来「どんな風に世界を変えたいのか」、その野望までも掘り下げていく。

　“たくら民”を紹介するのは、武井壮、橋本直（銀シャリ）、眞鍋かをり、向井慧（パンサー）、村上佳菜子。視聴者はパネラーの田山涼成、足立梨花とともに、武井たちが繰り広げる楽しいプレゼンに耳を傾け、日本に存在するさまざまな“たくら民”たちの新しいたくらみを知ることになる。

　例えば、面倒な家事を楽にしてくれるかもしれない、謎の性質を持つ液体「濡れない水」。“花粉症”対策になる「花粉米」、一年に何度もお花見できる「四季咲き桜」、一瞬で色を変えることのできる「電子ペーパー」ど、日本の最先端の驚くべきたくらみが明らかになる。

　加藤は「これまで知らなかったことをたくさん知ることができました。皆さんのプレゼンにもそれぞれ個性が出ていて、内容的にも満足感がたっぷりです。大人でも知らなかったことが多いですので、家族でも楽しんでいただけるのではないでしょうか」と、番組をアピール。

　ユースケも「この番組の企画を聞いたとき、すごく面白そうだなって思ったんです。非常にタメになるし、エンターテインメントとして成立している番組。そして内容的にも“未来に繋がっていく”という、これまでありそうでなかった、新しいタイプの番組だと思うんですよ」と、珍しく（？）真っ当なコメント。

　狙っているのはもちろん、レギュラー化。「レギュラーになったら僕のポジションはアンジャッシュの渡部くんになっているかもしれない…（笑）。ぜひ、僕と綾子ちゃんのふたりで！　レギュラー化を狙いたいと思っています！　今回の放送はお昼ですが、いずれはゴールデンタイムでね！」と、ユースケ。加藤も「レギュラーになっても楽しんでいただけること間違いなしです！」と、気持ちは一緒のようだった。