人気グループTOKIOの山口達也(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予となった事件を受け、残るメンバーの城島茂(47)、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)が2日、都内ホテルで会見を行った。事件の報道から7日、山口以外のメンバー全員で謝罪会見を行った4人。TOKIOとして深く頭を下げ、グループの責任を語った彼らの胸中とは?
◆山口の“辞表”の答えを出すよりも先に、グループとして謝罪会見を
デビューから23年。25周年という記念すべき年を目の前にして、こんなことが起こるとは誰ひとり思っていなかっただろう。城島茂はリーダーとしてまず口を開き、被害者とその家族、ファン、関係者にお詫びの言葉を述べた。さらに、5人で話し合いをした際に山口から「TOKIOを辞めます」と辞表を渡されたが、その答えを出すよりも先にグループとして謝罪会見を行うことを優先したと語った。
長瀬智也は、「被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを願っている」とあくまで被害者をおもんぱかる姿勢を示したほか、関係者、スポンサー、テレビ局関係者にも「差し替え、再編集など多大なるご迷惑をおかけした」と、ともに仕事をする現場関係者へも謝罪。
山口に対し、「崖の下に落ちたことを気づいていない」と厳しく責めた松岡昌宏は、「TOKIOに帰る場所があるという気持ちが彼の中にある。その甘えの根源が僕らだったら、そんなTOKIOは一日もはやくなくしたほうがいいと思う」と、鎮痛な面持ちを見せた。
会見前から、自身がMCを務める『ビビット』(TBS系)で涙を見せて思いを語っていた国分太一は、「自分がやっている番組で山口の記者会見を何度も見ます」と、やるせない心境を告白。謝罪の言葉を述べながらも、「ただ自分の心の片隅に手を差し伸べてしまいたくなる時もあります。もし辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません」と、本音をにじませた。
◆「困ったときに寄り添えるのが本当の友だちであり、メンバー」
メンバーの一員が起こした事件に対し、山口以外の全員で一刻も早く謝罪会見を行った彼ら。ともに歩んできたメンバーの「裏切り」に落胆しながらも、グループとしての意識は強く、4人で頭を下げることとなった。この裏には、城島が「メンバーは家族以上、友人以上だと思ってきた」というように、5人を結んでいた強い関係性と責任感があるのだろう。
以前、エンタテイメント雑誌『オリ☆スタ』(2014年7/21号)で、TOKIOの絆について各々が以下のように語っていた。
【山口達也】「この5人はいつ会っても同じ空気感でいられる。それがすごく心地いい」
【国分太一】「誰かが何かに対して自然とフォローを入れているときに(絆を)感じる。たぶん絆というより、ひとつになるっていう言葉のほうがしっくりくるかな」
【長瀬智也】「言葉にしたら薄っぺらくなるでしょ。でもきっと、“俺たちはひとつだから”って心で感じている」
【城島茂】「2週間に1回とかしか会わないメンバーですけど、みんなで集まるとやっぱりそこはホームなんです」
【松岡昌宏】「アクシデントやハプニングがあったときに、メンバー同士でフォローしあえたり、結束を固められたり。困ったときに寄り添えるのが本当の友だちであり、メンバーでしょ」
また、山口は雑誌『月刊De☆View』(2008年8月号)でデビュー当時からの軌跡を振り返り、「夢が叶ったらそれで終わりじゃない。そこから継続させていくことのほうが、もっと大変なんだって気づいた」とも語っていた。
“5人でひとつ”を信条に、メンバー同士でフォローしあって結束を強め、継続してきたTOKIOというホーム。会見で国分は、「継続する仕事は、TOKIOとして前を向いてやっていきたい。この4人の中でもどうしていくことがいいのか、結構割れたりもしています。これだけ長く続けてきたからこそ、もっと冷静になったときに、自分たちもいろいろと判断しなくてはいけない」と、悩みながらも今後を見据えていた。この先4人はどんな答えを出すのか、動向を見守っていきたい。
◆山口の“辞表”の答えを出すよりも先に、グループとして謝罪会見を
デビューから23年。25周年という記念すべき年を目の前にして、こんなことが起こるとは誰ひとり思っていなかっただろう。城島茂はリーダーとしてまず口を開き、被害者とその家族、ファン、関係者にお詫びの言葉を述べた。さらに、5人で話し合いをした際に山口から「TOKIOを辞めます」と辞表を渡されたが、その答えを出すよりも先にグループとして謝罪会見を行うことを優先したと語った。
長瀬智也は、「被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを願っている」とあくまで被害者をおもんぱかる姿勢を示したほか、関係者、スポンサー、テレビ局関係者にも「差し替え、再編集など多大なるご迷惑をおかけした」と、ともに仕事をする現場関係者へも謝罪。
山口に対し、「崖の下に落ちたことを気づいていない」と厳しく責めた松岡昌宏は、「TOKIOに帰る場所があるという気持ちが彼の中にある。その甘えの根源が僕らだったら、そんなTOKIOは一日もはやくなくしたほうがいいと思う」と、鎮痛な面持ちを見せた。
会見前から、自身がMCを務める『ビビット』(TBS系)で涙を見せて思いを語っていた国分太一は、「自分がやっている番組で山口の記者会見を何度も見ます」と、やるせない心境を告白。謝罪の言葉を述べながらも、「ただ自分の心の片隅に手を差し伸べてしまいたくなる時もあります。もし辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません」と、本音をにじませた。
◆「困ったときに寄り添えるのが本当の友だちであり、メンバー」
メンバーの一員が起こした事件に対し、山口以外の全員で一刻も早く謝罪会見を行った彼ら。ともに歩んできたメンバーの「裏切り」に落胆しながらも、グループとしての意識は強く、4人で頭を下げることとなった。この裏には、城島が「メンバーは家族以上、友人以上だと思ってきた」というように、5人を結んでいた強い関係性と責任感があるのだろう。
以前、エンタテイメント雑誌『オリ☆スタ』(2014年7/21号)で、TOKIOの絆について各々が以下のように語っていた。
【山口達也】「この5人はいつ会っても同じ空気感でいられる。それがすごく心地いい」
【国分太一】「誰かが何かに対して自然とフォローを入れているときに(絆を)感じる。たぶん絆というより、ひとつになるっていう言葉のほうがしっくりくるかな」
【長瀬智也】「言葉にしたら薄っぺらくなるでしょ。でもきっと、“俺たちはひとつだから”って心で感じている」
【城島茂】「2週間に1回とかしか会わないメンバーですけど、みんなで集まるとやっぱりそこはホームなんです」
【松岡昌宏】「アクシデントやハプニングがあったときに、メンバー同士でフォローしあえたり、結束を固められたり。困ったときに寄り添えるのが本当の友だちであり、メンバーでしょ」
また、山口は雑誌『月刊De☆View』(2008年8月号)でデビュー当時からの軌跡を振り返り、「夢が叶ったらそれで終わりじゃない。そこから継続させていくことのほうが、もっと大変なんだって気づいた」とも語っていた。
“5人でひとつ”を信条に、メンバー同士でフォローしあって結束を強め、継続してきたTOKIOというホーム。会見で国分は、「継続する仕事は、TOKIOとして前を向いてやっていきたい。この4人の中でもどうしていくことがいいのか、結構割れたりもしています。これだけ長く続けてきたからこそ、もっと冷静になったときに、自分たちもいろいろと判断しなくてはいけない」と、悩みながらも今後を見据えていた。この先4人はどんな答えを出すのか、動向を見守っていきたい。
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2018/05/02