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矢部太郎、デビュー漫画で「手塚治虫文化賞 短編賞」受賞 お笑い芸人で初の快挙

 お笑いコンビ・カラテカ矢部太郎(40)が、50歳近く年上の女性の大家のおばあさんとの“ひとつ屋根の下”での生活を描いた漫画家デビュー作『大家さんと僕』(2017年10月発売)が、第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞した。お笑い芸人の同賞受賞、さらに本職の漫画家以外が作画した作品の受賞も初となる。

カラテカ・矢部太郎の漫画家デビュー作『大家さんと僕』が第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞

カラテカ・矢部太郎の漫画家デビュー作『大家さんと僕』が第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞

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 同作は、「ごきげんよう」とあいさつする一風変わった大家のおばあさんと、トホホな芸人の「僕」=矢部との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話漫画。累計発行部数は21万部を超える大ヒット作となっている。

 なお、25日発売の『週刊新潮』5月3日・10日合併号より第二期連載が開始。毎号4ページの週刊連載で、同誌で本格的なストーリー漫画が連載されるのは1956年の創刊以来、初となる。

 矢部は「賞には無縁だった僕が、憧れの手恊謳カのお名前の付いた賞をいただけるなんて大変うれしいです」と感激。これを励みに「週刊連載、頑張ります!」と漫画家としてさらなる飛躍を誓っている。

 贈呈式は6月7日に東京・浜離宮朝日ホールで開催予定。

 同賞は1997年創設、朝日新聞社主催。日本国内で刊行・発表されたマンガで、優れた成果を挙げた作品および個人・団体に贈られる。マンガ大賞、新生賞、短編賞、特別賞の4部門がある。短編賞は第7回(2003年)から創設。これまでに『聖☆おにいさん』中村光氏、『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ氏、『じみへん』中崎タツヤ氏などが受賞。

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