俳優の吉田鋼太郎(59)が11日、都内で行われた主演舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』製作発表記者会見に出席。類まれなる詩の才能と剣の腕を持つ近衛騎士であるシラノ・ド・ベルジュラックを演じる吉田は、劇中で百人斬りの大立ち回りに挑戦。「正直に申し上げますと、まもなく60歳、還暦という年齢になるんですが、それ以降の僕の俳優人生に大きく関わってくると思います」と決意をにじませた。 殺陣の練習については「そのアクションができるかどうか、まだわかっていないんです。1回、立ち回りの振りがついたんですけど、すさまじいです。100人を相手にするとなると、1人を3手だとすると、300手の振りをまず覚えないといけない」と心配そうにポツリ。「それを4〜5分でやって、当然僕も相手もけがをしてはいけない。前半20分くらいにそのシーンなので、そこで体力を使ってはいけないということで、いろんな問題を抱えています。だから、とにかく命がけでやらないといけないと思っています」と言葉に力を込めていた。
2018/04/11