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加藤玲奈×『sweet』渡辺編集長のガールズトーク 「6年前に見つけた美少女」の進化と未来

 先月28日に1st写真集『誰かの仕業』(宝島社)を発売した、アイドルグループ・AKB48加藤玲奈(20)。念願の写真集は、実売部数No.1の人気女性ファッション誌『sweet』編集部がプロデュースを手がけ、オシャレでキュートでセクシーなカットが満載の女性も楽しめる作品となっている。ヒットを記録している本作の魅力に迫るため、“趣味はアイドル”という渡辺佳代子『sweet』編集長と加藤に語り合ってもらった。

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■かとれなの魅力は「ファッション誌にハマるタイプ。メイクとスタイリングで変わりそう」

【渡辺】加藤さんを初めて生で見たのは、2012年3月のAKB48のさいたまスーパーアリーナでのライブでした。確かSKE48の松井珠理奈さんのAKBとの兼任が発表された時ですね。会場のモニターを見て、その時にカワイイと思ったのが加藤さん。その時に昇格していましたっけ?

【加藤】そのコンサートで昇格が発表されました。そんな前から見つけていただいてうれしいです。

【渡辺】加藤さんの魅力を一言で表現すると、ファッション誌にハマるタイプ。私は女性アイドルが好きで趣味でたくさん見ているんですけど(笑)、カワイイ子でも一緒に仕事をしたいと思う人とそうじゃない人がいて。加藤さんは最初に見た時から「ヘアメイクとスタイリング次第でいい感じに変わりそうだから、撮影をしてみたいな」って思わせてくれました。編集者ゴコロをくすぐるというか、ディレクションしたくなるタイプですね。

【加藤】「メイクで印象が変わるね」って言われたことがあったんですけど、そこまで言っていただいたのは初めてです!

【渡辺】私は仕事柄、いろんな方からアイドルの子を紹介されるんです。でも、編集長として「一緒に仕事ができるかどうか」という視点で見ないといけないから、個人的に好きなタイプだったとしても『sweet』っぽくないと誌面には出さないと判断しなきゃいけない。直接お会いすると好きになっちゃうんで、なるべくお会いしないよう逃げてます(笑)。でも加藤さんは、最初に見たときから『sweet』の世界観にハマりそうな気がしました。

 ただ、その時の加藤さんは14歳で、想定読者が28歳の『sweet』に出てもらうには、まだ早すぎました。いつもそこが悩むところで(笑)、カワイイと思うアイドルの子はみんな若くて、グループを卒業するくらいが誌面に出てもらうのにちょうどいい年齢なんです。だから、若いアイドルを見つけると「そのまま太るなよ〜」「崩れるなよ〜」って祈るような気持ちで、いい具合に成長してくれるのを待っています(笑)。

【加藤】わたしの成長は大丈夫でしたか(笑)?

【渡辺】もちろん。初めて見た14歳のときから大人びてるなと思ったけど、基本的には変わらないまま、ちゃんと“オシャレ顔”に成長しています。本人がファッション好きっていうのもあるけど、女性誌にハマる“オシャレ顔”っていうのがあって、いくらルックスが良くても顔がオシャレじゃないと、女性ファッン誌の読者には受け入れられないんですよ。…言語化できない女の子特有の感覚だから、男の人には伝わりにくいかもしれないけど。

【加藤】私はいまハタチで『sweet』に出させてもらっていますが、まだかなり若いですよね?

【渡辺】他のモデルに比べるとちょっと若いのですが、誌面になじんでいると思いますよ。モデルをキャスティングする時は、私が全てを決めているわけじゃなく、各企画を担当する編集者たちが自身の裁量でその時々のテーマに合う子をブッキングしてるんです。なので、加藤さんが出演しているページは、それぞれの編集者が加藤さんに魅力を感じてモデルとして起用しているから『sweet』の誌面にマッチしてるんだと思います。

■“アイドル好き”渡辺編集長の情報収集は「アイドル誌とまとめサイトを毎日チェック」

【加藤】渡辺さんはどんなアイドルが好きだったんですか?

【渡辺】小学生の時に山口百恵さんを好きになったのが最初で、次は薬師丸ひろ子さん。ちょっと影がある感じが好きだったのかな。あとは、大人になってからハマって、写真集もぜんぶ買っていたのは、吉川ひなのさん。デビュー当時のひなのさんは、この世のものとは思えない美しさでしたよ。その後、仕事でお会いした時は感動しちゃって、でも長年本人に好きだとは言えなくて、最近になってやっと大好きだったことを話したら、若干引いてましたけど(笑)。おニャン子クラブはドンピシャ世代より少し下だったけど、河合その子さんとか渡辺満里奈さんが好きだったし、女性アイドル目当てでアイドル雑誌も買っていました。男性アイドルを好きになったことは一度もないです(笑)。

【加藤】AKB48はいつごろから注目されていましたか?

【渡辺】おニャン子が好きだったから秋元康さんのプロジェクトは気になるし、スタート時にファッション業界でも関わっている人がいて「こういうのを始めるよ」って聞いていたので、注目はしていました。でも、最初に写真を見せてもらったときは「この人たちと仕事で関わることはないだろう」って思いましたね(笑)。

【加藤】そうだったんですね(笑)。でも、小嶋(陽菜)さんは今では『sweet』には欠かせないモデルさんですよね。日頃はどうやって情報収集されてるんですか?

【渡辺】毎月アイドル誌を買って、アイドル情報のまとめサイトを見るのが日課で、「SHOWROOMで誰々が号泣したな」とか、「NGT48の中井りかさんがまた炎上してるな」「欅坂大丈夫か」とかチェックしています(笑)。でも自分のルールとして、知りたいことがあっても事務所の人には事実関係を確認しません。いろいろ聞ける立場だし、聞けば真相を教えてもらえるでしょうけど、職権乱用せずにファン目線で楽しんでいます(笑)。

■“オシャレ顔”かとれなへの期待「いずれ『sweet』の表紙を飾れるくらいの…」

【渡辺】これまでに『sweet』編集部で紗栄子さんや小嶋さんの写真集を制作してきたのですが、カワイイ女性の写真集を作るのってとても楽しい作業なんです。またそろそろ何か作りたいと思っていた矢先、ちょうど加藤さんの所属事務所が決定したので、ダメ元でオファーをしました。個人的な趣味の面もありましたが(笑)、作るからにはちゃんと売れないと会社も自分も楽しくないし、加藤さんの名前にも影響があるから、内容や売り方は戦略的にいろいろと考えました。ただ、撮影用の衣装は布の少ない服が多かったのに、本人は一つも嫌だと言わなかったのが意外でしたね。

【加藤】アハハ(笑)。確かに衣装は一つもNGがなかったです。

【渡辺】エロが撮りたい訳じゃないんですけど、女の子のからだってすごくカワイイから、そこを追求すると布が減っていっちゃうんですよ。でも加藤さんがスゴイと思ったのは、こういう撮影の時って普通はヌーブラを付けるのですが、撮影後にマネージャーさんから「本人は別にヌーブラもいらないって言ってました」って聞いて。肝が座っているというか、潔さがありましたね。

【加藤】仕事だったら、そういう面がありますね。モデルとしては何もわからないからお任せするしかないし、いい作品を作りたいという思いが強かったです。

【渡辺】そういえば、写真集を作るっていうのをまだ本人に言っちゃいけないタイミングで、私が口を滑らせちゃったんですよね(笑)。ほぼ決まっていたけど、まだ本人が知らない段階で「今度、写真集を作るからよろしくお願いします」って話しかけちゃって。

【加藤】驚きのほうが大きかったから、喜ぶタイミングが分からなかったですね(笑)。いきなり言われて「え?sweetの編集長から写真集?」って感じでした。

【渡辺】最初はロケ地がロンドンだけの予定だったけど、ハワイも追加することになり、両方で撮影できて良かったです。ハワイは水着も下着も全部白にして、メイクさんもロンドンとハワイでは違う方なので絶妙に顔が違って面白いし、一冊の中でバリエーションを見せることができています。

【加藤】写真を見ると、ハワイは笑顔がたくさんでしたね。ずっとはしゃいでいました。こんなに笑っていたなんて、自分でもビックリするくらい。カメラマンさんがビーチで撮影の時に波が来るたびに逃げている姿を見て笑ったり、素の笑顔ばっかりです。

【渡辺】ハタチというタイミングですごくいい内容の写真集が作れましたし、加藤さんにはこのまま成長していただいて、『sweet』読者と同世代になった時に表紙を飾れるくらいのモデルになってほしいですね。そして、あくまで個人的な意見ですが、AKB48はまだ卒業しないほうがいいのではと思います。「アイドルなのにモデルとしてもイケル」っていう立ち位置がいいと思うし、モデル一本ではまだ足りない気がする。8年もいるからAKBファンは加藤さんを知っているけど、普通の女の子はまだ知らない人も多いから「AKBのビジュアル担当」というイメージでまだまだやれることがあるんじゃないかと。

【加藤】8年もAKB48としてやってきたので、卒業も意識はするのですが、それを聞いて「まだだな」って改めて思いました。渡辺さんに私を見つけていただいて、モデルとして起用してくださった期待に応えたいですね。AKB48を好きでいてくれることもうれしいですし、業界の中でここまで調べてくれる人も少ないので、グループとしても楽しんでいただけるように頑張ります!

◆加藤玲奈(かとう・れな)1997年7月10日生まれ、千葉県出身。2010年AKB48第10期生オーディションに合格、2012年正規メンバーへ昇格。AKB48 Team Aに所属。5月30日発売の52枚目シングル「Teacher Teacher」のメンバーにも選抜される。現在はモデルや女優など活動の幅を広げている。

◆渡辺佳代子(わたなべ・かよこ)他の出版社を経て1997年宝島社入社、99年より『sweet』編集長に就任。2010年に同誌は発行部数100万部突破を達成し、現在も実売部数No.1の大ヒットを記録中。14年からは『オトナミューズ』の編集長も兼任する。



関連写真

  • 1st写真集『誰かの仕業』を発売したAKB48・加藤玲奈 (撮影/近藤誠司) (C)ORICON NewS inc.
  • 1st写真集『誰かの仕業』を発売したAKB48・加藤玲奈 (撮影/近藤誠司) (C)ORICON NewS inc.
  • 1st写真集『誰かの仕業』を発売したAKB48・加藤玲奈 (撮影/近藤誠司) (C)ORICON NewS inc.

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