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南キャン、ラジオきっかけでコンビ再生 山里「いなかったらもっと早く終わっていたかも」

 コンビ結成15年にして初の単独ライブ『他力本願』を開催したお笑いコンビ・南海キャンディーズが、同ライブのDVD発売にあたり、このほど囲み取材を開催。山里亮太は自身が出演するラジオが契機となり、コンビが“再生”したことを明かした。

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■コンビ仲良くなり過ぎ? しずちゃん「殺すぐらいの気持ちを思い出す」

 山里がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』(毎週水曜 深夜1時)内の人気イベント『他力本願ライブ』。リスナーが考えたネタを芸人が披露するというスタイルで、これまで数々の芸人をゲストに迎えて行われてきたが、今年は南キャンのみで実施することとなった。新作を含めた漫才とラブレターズの塚本直毅氏が手がけたコントなども披露した。その模様が『南海キャンディーズ初単独ライブDVD「他力本願」』として4月11日に発売される。

 ライブについて、“しずちゃん”こと山崎静代は「すごく楽しかったです。初めてだったので、あんなにネタを一気にやったことないから覚えられるかなと不安いっぱいでした。でも、幕開いたら、お客さんが温かく受け入れてくれて、そこから、どんどん楽しくなりました」と振り返った。山里も「南海キャンディーズでやる漫才って、こんなに楽しいんだとネタ中、ずっと感じた。僕が漫才をやってきた中で一番、楽しい漫才だった。しかも記録が1日目、2日目とどんどん更新していって、最後の漫才なんか僕はこんなに楽しいけど、本当に伝えられているのか不安なぐらいでした」と手応えを語り「こんな楽しく漫才できる日が来るんだなって思いました」としみじみ振り返った。

 南海キャンディーズといえば、その昔、不仲コンビとして有名だった。今では世間話をしたり、誕生日プレゼントを贈り合うような仲になったが、しずちゃんが女優業やボクシングで順調に仕事のステップアップを果たして行く中、山里は嫉妬の炎でくすぶり続けたという。しずちゃんは単独ライブの夢を持っていたが、山里は「単独ライブを作る時間があるなら自分を磨いた方がいい」と拒絶。それがM-1グランプリ出場などで本格的なコンビ再始動となり、しずちゃんの単独ライブへの思いが最高潮に達し、山里のラジオリスナーへの恩返ししたい気持ちが見事にシンクロ。単独ライブ開催となった。

 単独ライブで一番最初に選んだネタは2人を一夜にしてスターダムに押し上げた『M-1グランプリ2004』のネタ。山里は「そこからスタートしましたよって意味と、ここから南海キャンディーズ第2章ということで最初のスタート地点を見てもらおうと思った」と説明。久しぶりのネタに充実感を語りながらも“加齢”を感じたという。“火を怖がるサイ”では「昔よりキレが悪い」としずちゃん。山里も「仲良くなったことの弊害だけど攻撃が昔より弱くなっている。急に優しさを覚えちゃった」と苦笑。しずちゃんは「殺すぐらいの気持ちを思い出す。いつも(ボクシング時代の)トレーナーに言われていたので」と拳を握りしめ、報道陣を笑わせた。

 コントは初挑戦となった。山里は「僕は大根。こっちは練習のときから女優感を出してやがった」と“暴言”。しずちゃんも「山ちゃんはホンマに演技できないから、ナレーションばっかり増やしてた」と暴露。あらためて息のあった掛け合いを見せた。

 また、M-1グランプリへ今年がラストイヤーとなる。しずちゃんは「試合みたいなものに出たい。できるだけ殴り合いたい…、やり合いたい。権利が後1回あるなら私は出たいと言ってる」と闘志は衰えていない。一方の山里は「今年の挑戦はしないかな」と正直な胸の内を明かし「楽屋にいるときのおじさん感が…。もう怖くなってきた。あと、4分という競技の漫才をするより、単独ライブの10分、20分の漫才の方が楽しい。ネタを考える時間があるなら、そっちに使いたい」とぽつり。それでも「何があるか、わからない。4分で面白いものができるかもしれない。行けるなって思ったら行くタイプですから」と出場の可能性を完全否定せず、しずちゃんも「山ちゃんが言うこともすごくわかる。単独ができるならM-1にこだわらんでもいいような気もする」と話し、相方を互いに思い合った。

■不毛リスナーへ尽きない感謝 山里「いなかったら終わっていたかも」

 ネタの考案者である『不毛な議論』のリスナーに対しての思いを聞くと山里は「1回から、ずーっとリスナーに助けられている。一番、リスナーに助けられているラジオだと思っている。その集大成が、この『他力本願』だと思う」ときっぱり。「言ったって(ネタが採用されても)もらえるのはバッジですよ。でも、それにめちゃくちゃ時間を割いてくれる」と感謝の言葉が溢れた。そして「僕は避けていた中で、漫才師の南海キャンディーズとして立つことがいいんだぞ、と僕にずっと教え続けてくれた。僕が逃げられないように、いい意味で追い詰めてくれたのもリスナー。リスナーがいなかったら、もっと早い段階で南海キャンディーズは終わっていたかもなって思いますね」とコンビとして再び歩み出した裏にも不毛リスナーがいたことを明言。存在の大きさを口にした。

 M-1出場宣言時など節目でしずちゃんも『不毛な議論』に出演。岩手県の奥まった場所までスタッフが生の声を録音しに来たことを振り返りながら、しずちゃんは「びっくりしてうれしかった。南海キャンディーズを求めてくださっているんやって。山ちゃんのラジオですけど南海キャンディーズを応援してくれている。リスナーのみなさんも。ファンの方と触れ合うこともなかったんで、人のおかげでできているんだと、すごく感じました」と感慨深げだった。

 最後は浮いた話が全然ない2人に恋の話が。山里の“盟友”のオードリー若林正恭は女優・南沢奈央と交際中。事前に「本件に関係のない話題は…」と注意していた吉本関係者も全く止める素振りを見せずに山里は「誰か止めるはずなのに本当にないから止めない」とボヤキ。現在は誰もいないと明かし4月中旬にアンガールズ田中卓志と「女子アナの卵と合コンする。そこで実のあるなにかをしたい」と息巻いた。一方のしずちゃんは理想のタイプである漁師との出会いを求めて漁港を旅するという。

 今では不仲だったことが信じられない2人。これからも絶妙な掛け合いを見せてくれそうだ。



関連写真

  • ラジオへの熱い感謝の気持ちを語る南海キャンディーズ(山里亮太、山崎静代) (C)ORICON NewS inc.
  • 南海キャンディーズ(山里亮太、山崎静代)=『南海キャンディーズ初単独ライブDVD「他力本願」』囲み取材 (C)ORICON NewS inc.
  • 山里亮太 =『南海キャンディーズ初単独ライブDVD「他力本願」』囲み取材 (C)ORICON NewS inc.
  • 山崎静代 =『南海キャンディーズ初単独ライブDVD「他力本願」』囲み取材 (C)ORICON NewS inc.

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