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一路真輝、彩輝なおら宝塚OG、東日本大震災チャリティーイベント開催

 宝塚歌劇団のOGである一路真輝彩輝なお北翔海莉、月影瞳、悠未ひろが8日、東京・渋谷オーチャードホールで『宝塚OG 毎日希望奨学金チャリティーコンサート「忘れない」亡き人へ綴る愛の手紙』を開催した。

 『忘れない』は2011年3月11日に発生した東日本大震災で保護者を亡くした「震災遺児」を支援するために毎日新聞社が設立した「毎日希望奨学金」のためのチャリティーイベント。高校や大学、専門学校、大学院に進学を希望する震災遺児に月額2万円を給付し、返済の必要がないという奨学金で、将来に不安を持つ学生たちを支援し続けるという趣旨に賛同し、一路、彩輝らがステージに立った。

 5人で歌う「花は咲く」から始まり、明日への明るい希望となる楽曲を意識してソロ曲を選び、歌唱。北翔はさだまさしの名曲「奇跡〜大きな愛のように」、月影は「わたしは青空」を歌い上げた。その後、彩輝の「逢いたくていま」から悠未の「ジュピター」へと続き、愛する人への強烈な思いを歌に乗せた。最後は一路の「糸」。温かく包み込むような歌声が会場に響いた。

 また、歌の合間には津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市のカフェ・森の小舎にある「漂流ポスト」に寄せられた手紙を朗読。「漂流ポスト」とは、カフェのオーナーの赤川勇治さんが大切な人を亡くした人のために何かできることはないかと考え、「亡くなった人への想いをつづった手紙を預かることで、少しでも遺族の哀しみが和らげばいいと願った」という思いから、3年半前から始めた試み。

 いつの間にか、広く知れわたり、今までに400通を超える手紙が寄せられた。朗読されたのは亡くなった娘や息子にあてた母からの手紙や結婚を約束していたフィアンセへのラブレターなど、どれも愛のこもったメッセージばかりで観客の心に深く染みわたった。

  最後は再び5人で「ふるさと」、「心の翼」を優雅に力強く歌唱。終演後、5人はロビーに立ち、募金活動を手伝い、多くの観客が足を止めて募金に参加。会場全体の人の心には温かい空気が流れていた。

■以下、出演者コメント

一路真輝
「宝塚の上級生、下級生が揃って同じ思いで東日本の皆さまにお伝えできれば、この時間を作れたことは幸せ。私たちも、このお話をいただいて『漂流ポスト』を初めて知りました。ポストを知らない方も、たくさんいらっしゃると思う。皆さまで『忘れない』で、こんなことがあるんだよって伝えていってほしい」

彩輝なお
「このような機会をいただきまして、ごく一部ではありますが、この『漂流ポスト』に届いたお手紙を拝読し、一つひとつに一人ひとりのとても深い悲しみ、そして思いやる心、大きな愛を感じました。そして、その中に生きていく、生きていこうとする強い力があり、胸が震えました。きょう、ご観劇くださった皆さま方、感じていただいたことをいろいろな方に伝え、語り継いでいただくことで日本中が温かい絆で繋がるような気がします

北翔海莉
「今回、お手紙を朗読させていただきまして、今ままで口にすることができなかった叫びたくなるような悲痛な思いを、あらためて知りました。今回、このステージは『忘れない』というタイトルでございますが、決して“忘れてはいけない”。後世に伝えていかなければならない思いを胸に刻んで、これからも精進してまいりたい」

月影瞳
「人の思いは永遠だなと、あらためて思いました。これからも希望を持って、私なりに一生懸命、応援し続けて参りたいと思います」

悠未ひろ
「参加できて光栄に思います。『漂流ポスト』の存在を知り、そしてそのお手紙を代読させていただきましたが、出演者の方々とお客様、そして東日本の皆さま、天国の方々と心を分かち合い、思いを伝えたいという気持ちで読ませていただきました。音楽の力で、わずかでも元気、勇気をお届けすることができていたら幸せです。本日は、ありがとうございました」



関連写真

  • (左から)月影瞳、彩輝なお、一路真輝、北翔海莉、悠未ひろ
  • (左から)月影瞳、彩輝なお、一路真輝、北翔海莉、悠未ひろ

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