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コブクロ、新曲「ONE TIMES ONE」全貌公開 楽曲解説も

 9月に結成20周年を迎えるコブクロの約1年ぶりとなるニューシングル「ONE TIMES ONE」(4月11日発売)のアートワークと収録内容、楽曲解説が6日、公開された。

新曲タイトルが意味する「1×1」を体現したコブクロ

新曲タイトルが意味する「1×1」を体現したコブクロ

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 表題曲「ONE TIMES ONE」は、4月3日から放送開始となるコブクロ出演テレビCM『アサヒもぎたて』のCMソング。20周年に向かっていく行進曲のようなエネルギッシュな楽曲で、大編成のオーケストラの演奏で黒田俊介小渕健太郎が高らかに歌い上げた。タイトルは「1×1」の意味で、1×1は人と人との出会いによって、可能性は無限大に広がるとのメッセージが込められている。

 新たなアーティスト写真は黒田と小渕の全身とその交差した影で1×1を体現。ジャケット写真では、前向きな楽曲の世界観を真っ白な世界に咲く華やかな花で表現した。

 表題曲のほか、小野薬品300周年テレビCMイメージソングとして放映中の「バトン」、昨年の全国ツアー1曲目で初披露した「君になれ」を収録。初回限定盤には、昨年10月に東京ドームのイベントで歌った「蕾」、昨年の東京国際フォーラム ホールA公演で披露した「君という名の翼」「蒼く 優しく」「心」など、レアなライブ音源5曲も収められている。

 5月26日からは、初めて2人だけで回る全国ツアー『KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE』をスタート。節目の20周年を前に、「小渕×黒田」の無限大の可能性をツアーでも表現していく。

■コブクロ 楽曲解説

▽「ONE TIMES ONE」

ONE TIMES ONEとは、1×1。
1×1=1。
しかし、その「1」が、どんな「1」に出逢うか?で、答えは無限になります。
自分では見つけられない事や気付けない事を教えてくれたり感じさせてくれる人との出逢いが、日々を何倍にも明るくしてくれる時があります。
僕は、黒田と出逢い、歌を作る事を覚えました。
黒田は、僕の作る歌で、自分の声を知りました。
他の誰とでも絶対に叶わない夢を叶えてきました。
でも、その出逢いはただの偶然でした。
一人っきりで叶えられる夢などありません。
手を取り合い立ち上がってくれる人や、支えてくれる人、応援してくれる人がいてこそです。
夢を掴む事はそう簡単な事ではないけれど、どんな「1」と出逢うかで、その道は険しくとも豊かに感じられると思います。
自分だって、誰かにとって特別な「1」になれる事も忘れないでいて欲しいという願いも込めて、この歌を作りました。

▽「バトン」

命の重さや意味は、いつの時代も変わりません。
今回、「小野薬品」さんの300周年として楽曲を作らせていただきながら、今、自分の命がここにある事の尊さを深く考えました。
毎日、何気無く生きているこの命は、親、その親、その親と永世の彼方まで遡ると、ずっと繋がれてきた一本の「命のバトン」と、走り続けてきてくれた全ての人の命の轍の上にあります。
言葉が命を持ち、伝えた誰かの心の中に息づいた時、そこに生まれるものもあると思います。それは一つの「想いのバトン」です。
受け取ったバトンに感謝して、今を大切に生きる事や、自分が誰かにバトンを渡せる喜びを、この歌の中で感じてもらえたら嬉しいです。

▽「君になれ」

何かを夢見て頑張っている時、目標を立てて生きるとき、いつもぶつかるのはまだ未完成な自分と理想の自分との壁。
むしろ、思い通りの自分になれる事など不可能なのかもしれないけれど、誰もが何らかの理想の自分像を掲げて生きています。
でも、そんな未完成の自分を否定してしまうよりも、受け入れて、自分を知る事で気付く事に、色んなヒントが隠されています。
出逢いとは不思議で、そんな少し欠けた部分にこそ光や可能性を感じ合い、お互いの未来を見据えて信じあえる人に巡り会うことが有ります。完璧な人間同士を求め合うほど、苦痛な事はありません。
今の自分と、理想の自分との間をがむしゃらに生きる姿は美しく、一つずつでも近づいて行く事が出来れば、そこに生きる醍醐味が見出せると思います。
この歌に反射して見える「本物の君」を見つけて欲しいです。

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  • 新曲タイトルが意味する「1×1」を体現したコブクロ
  • コブクロのニューシングル「ONE TIMES ONE」ジャケット写真

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