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薬師丸ひろ子、新旧21曲で観客魅了 20年ぶり新アルバム収録曲も披露

 女優で歌手の薬師丸ひろ子が16日、東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで『薬師丸ひろ子コンサート2018』(3公演)のファイナルを迎えた。約2時間半にわたって新旧ヒット曲21曲を歌い上げ、優しく伸びやかな癒やしの歌声で満員の観客を酔わせた。

癒やしの歌声で観客を魅了=『薬師丸ひろ子コンサート2018』より Photo by 田中聖太郎

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 自身初の二部構成のライブは、スタンダードナンバー「A Lover’s Concerto」で幕を開けた。バイオリン2人、ヴィオラ、チェロのストリングス隊に、ベース、ドラムス、ギター、キーボードのリズム隊からなる8人の演奏を背に、ヒット曲「あなたを・もっと・知りたくて」「元気を出して」を歌唱。

 さらに、主演映画『ナースコール』(1993年公開)の主題歌「コール」、自身初となるライブアルバム『Best Songs 1981-2017 〜Live in 春日大社〜』(昨年6月発売)のスペシャルトラックとして井上陽水が書き下ろした新曲「めぐり逢い」などでも観客を魅了した。

 15分の休憩を挟み、後半は大貫妙子坂本龍一が共作した「DESTINY」で再開すると、「寒椿、咲いた」「ステキな恋の忘れ方」と続く。この日が誕生日だった故・高倉健さんと初共演した映画『野性の証明』(78年公開)から約40年。高倉さんとのほほ笑ましいエピソードを紹介すると、主題歌「戦士の休息」を歌いあげた。

 穏やかで和やかな雰囲気のなか、クライマックスは「メイン・テーマ」「時代」「セーラー服と機関銃」「Woman“Wの悲劇”より」といったヒット曲のオンパレード。アンコールでは5月9日に発売となる20年ぶりのオリジナルアルバム(タイトル未定)収録の新曲「ここからの夜明け」も披露され、会場は拍手喝采に包まれた。

■『薬師丸ひろ子コンサート2018』セットリスト
01. A LOVER’S CONCERTO
02. あなたを・もっと・知りたくて
03. 元気を出して
04. 風にのって
05. 探偵物語
06. コール
07. めぐり逢い
08. 夕暮れを止めて
09. 紳士同盟
【休憩】
10. DESTINY
11. 寒椿、咲いた
12. ステキな恋の忘れ方
13. すこしだけやさしく
14. メイン・テーマ
15. 戦士の休息
16. 時代
17. セーラー服と機関銃
18. Woman“Wの悲劇”より
【アンコール】
19. ここからの夜明け(新曲)
20. 僕の宝物
21. 夢で逢えたら

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  • 癒やしの歌声で観客を魅了=『薬師丸ひろ子コンサート2018』より Photo by 田中聖太郎
  • 新曲を含む全21曲を歌った薬師丸ひろ子 Photo by 田中聖太郎
  • ストリングスを含む8人の演奏を背に21曲を披露=『薬師丸ひろ子コンサート2018』より Photo by 田中聖太郎

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