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篠原涼子、13年ぶり舞台で初主演「ワクワクと緊張」 傑作戯曲『アンナ・クリスティ』

 女優の篠原涼子(44)が、7月13日から東京・よみうり大手町ホールで上演する『アンナ・クリスティ』で舞台初主演を務めることが16日、明らかになった。2001年『ハムレット』、2005年『天保12年のシェイクスピア』に次ぐ3本目の舞台となる篠原は「すごくワクワクしているのと緊張と両方あります」としながらも「とても素晴らしい作品なので、一生懸命しっかりと頑張りたいと思っています」と力を込めている。

『アンナ・クリスティ』で舞台初主演を務める篠原涼子(上)と共演の佐藤隆太

『アンナ・クリスティ』で舞台初主演を務める篠原涼子(上)と共演の佐藤隆太

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 『アンナ・クリスティ』は、ノーベル文学賞受賞作家、ユージン・オニール氏が1921年に発表し、ピューリッツァー賞を受賞した傑作戯曲。物語は、石炭船の船長クリスが幼い頃に別れた娘アンナと15年ぶりに再会し、2人はクリスの船で暮らし始める。ある日漂流する1隻の船を助け、アンナは助けた船に乗っていた水夫マットと恋に落ちていく。しかしアンナが過去を打ち明けるとマットは失望し、彼女の元から去っていく……というストーリー。

 2011年のロンドン・ウエストエンドで上演された際は、マット・バーク役を名優ジュード・ロウが演じ、全公演ソールドアトを記録。新聞各紙で絶賛を博し、ロンドンで最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞において、ベスト・リバイバル作品に選ばれた。そして今作では、3本のオニール作品(『喪服の似合うエレクトラ』『氷屋来たる』『夜への長い旅路』)を手掛けてきた日本を代表する演出家・栗山民也氏の演出で上演する。

 篠原は「13年間舞台ではないフィールドでお仕事をさせて頂いている中で、また違った刺激を自分の中に蓄えていかないといけないと思っていたときに、このお話を頂きました。とても尊敬している演出家の栗山さんとご一緒でき、また栗山さんの力で新たな物を得られるのではないかとワクワクしています」と意気込み。今回初座長公演となるが「そこは気張らずに皆様と共に作品を作り上げて行きたいです!」とコメントしている。

 また、アンナ(篠原)と恋に落ちていくマット・バークは俳優の佐藤隆太(37)が務める。今作で佐藤と初共演となる篠原は「とても明るく、周りへの気遣いもされていて謙虚な方だと思います」と印象を明かし「一緒にスチール撮影をしていても作品に対する意気込みが伝わってきたので、私もいい刺激を受けて触発されていく気がしています」。

 一方、マット役の佐藤は「毎回舞台に立つ時は凄く緊張します。初日が近づくにつれて、逃げ出したくなる様な気持ちになることもあります。今回の役は今まで演じたことがないキャラクターで、自分にとってはとてもチャレンジングな作品ですが、だからこそ飛びこびたいと思いました。けいこ中は何度も苦しむと思いますが、それすらも楽しみながら良い作品にできるように頑張ります」と気合十分に語っている。

 舞台『アンナ・クリスティ』は、7月13日から29日まで東京・よみうり大手町ホールで上演し、その後、大阪公演を予定している。

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