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渡辺直美がディズニー/ピクサー声優初挑戦 情熱的な芸術家フリーダ・カーロ役

 芸人の渡辺直美が、ディズニー/ピクサーの長編アニメーション最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の日本語吹き替え版声優に起用されたことが発表された。カラフルな“死者の国”に登場する、実在したメキシコの芸術家フリーダ・カーロ役。ディズニー/ピクサー声優は今回が初となり、「全部観ているので、すごくうれしかったです!」と大喜びだ。

ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』で声優を務める渡辺直美 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』で声優を務める渡辺直美 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 同作は、陽気でカラフルな“死者の国”に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが、元の世界に戻るため、ガイコツのヘクターと大冒険を繰り広げる物語。やがて2人がたどり着くのは、ミゲルの家族の驚くべき“秘密”。すべての謎を解く鍵は、今は亡き伝説のスター、エルネスト・デラクルスが歌うミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」に隠されていた。

 監督は、『トイ・ストーリー3』(2010年)を手がけたリー・アンクリッチ氏。アニメーション界のアカデミー賞と言われる『第45回アニー賞』では、最多11部門を受賞。『第90回アカデミー賞』では、長編アニメーション賞と主題歌賞の2部門にノミネートされている。

 渡辺演じるフリーダは、創作に夢中になるとほかのことが見えなくなってしまう情熱的な芸術家として登場。やがてミゲルの“協力者”となる重要なキャラクターで、アトリエに迷い込んでしまったミゲルとフリーダが出会うシーンの映像が公開された。

 “家族のつながり”を描く同作のテーマに共感したという渡辺は、芸人の夢と家族の間で葛藤した過去を回顧。ミュージシャンの夢を家族から反対されるミゲルと自身を重ね合わせ、「芸人になりたいというのはずっと子どもの頃からの夢でした。でもすごく反対されました。売れる人は一握りなんだから、お前はなれないと最初からすごく否定されて。悔しい気持ちもあり、頑張って親に良い所を見せたいとか、親戚に喜んでもらいたいと思ってやってこられたので、むしろ反対された方が自分のためには良かったのかなと思います。今は家族も応援してくれていて、家族に自分の頑張っている姿や夢をかなえている姿を見せられて、本当に良かったなと思いました」と語った。

 ディズニー担当者は「フリーダ・カーロは『情熱の画家』と呼ばれ、時代を切り拓いた革新的な女性の象徴として世界中の人々から愛される存在。ニューヨーク留学やワールドツアーを行っている渡辺直美さんも、常に世界に向けて革新を起こし続けており、まさに現代のフリーダ・カーロ。時代の最先端を行くファッション性やその個性的な世界観で注目を集める女性であると思いオファーさせていただきました」と、起用理由を明かした。

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