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視聴者が復活望むテレビ番組、1位『いいとも!』2位『スマスマ』

 2018年春のテレビ改編期に向け、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)や、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同系)など、長寿番組の終了が次々と発表された。これを受けてSNSでは、「時代の流れ」という冷静な見方のほか、「楽しみにしていたから残念だった」と、終了を惜しむ声も多数挙がっている。ORICON NEWSでは、すでに終了した番組の中から、「復活してほしいテレビ番組」についてユーザー1000人に意識調査を行った。

◆「お昼=いいとも!」のイメージは今も根強く

 ORICON NEWSでは、10代から50代の男女に調査。計1,000人の一般ユーザーが選んだ番組のランキングは以下の結果となった。

【復活してほしいテレビ番組は?】1位 笑っていいとも!……12.0%
2位 SMAP×SMAP……7.4%
3位 ひみつの嵐ちゃん!……6.1%
4位 うたばん……4.7%
5位 学校へ行こう!……4.6%


 『笑っていいとも!』(フジテレビ系)がダントツの1位に。同番組は人気タレント・タモリを司会に、1982年10月4日から2014年3月31日まで、毎週月〜金曜の昼12時からオンエア。32年の長きに渡って放送された。

 復活を望む人にもっとも多かったのは、「お昼といえば『笑っていいとも!』だったので、終わってしまったときはすごく残念だった」(長崎県/10代/女性)など、「お昼=いいとも!」のイメージが今も消えないという意見。ほか「タモリさんとゲストとの軽妙なトークが聞きたい」(熊本県/30代/男性)、「タモリさんが作り出す空気感で、ゲストの方々の面白く貴重な話がたくさん聞けた」(三重県/10代/女性)など、いまだ“タモロス”を抱える人も。また「バラエティーの鑑」(兵庫県/50代/男性)と、番組自体の質の良さを指摘するユーザーもいた。

◆幅広い世代に支持されたスマスマ、「もう一度観たい」の声多数

 2位は、その解散が世間を騒がせた国民的アイドルグループSMAPの冠バラエティー『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。1996年4月15日に放送がスタートし、2016年12月26日に終了。当初はアイドルがコントをするという斬新さが話題となり、またメンバーが料理対決する「BISTRO SMAP」などの人気コーナーも誕生。マイケル・ジャクソンなど海外のビッグスターが出演することもあり、毎週月曜の夜10時の顔として、幅広い世代の視聴者に愛されていた。

 ユーザーからは「トークもコントも歌もある。海外アーティストやコラボを楽しみにしていた」(香川県/30代/女性)、「やっぱりSMAPの体当たりのバラエティーは群を抜くほど斬新だったし衝撃的。もう一度観たい」(山梨県/10代/女性)などの声が。ほか「SMAPがいなくなって、改めて『SMAP×SMAP』、SMAPというアーティストの偉大さに気付かされた。解散してしまったので難しいのはわかっているが、観てみたい」(埼玉県/10代/女性)などの意見が並んでいた。

 テレビは時代も映すもの。それだけに、世代ごとに「復活してほしい」と願う番組も変わってくる。ここからは、各年代ならではの特徴的な意見を見てみよう。

◆10代はヘキサゴン、20代は笑う犬、30代はたけし城もランクイン

 10代が選んだ「復活してほしい番組」5位にランクインしたのは、島田紳助が司会の『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)。その結果から“おバカタレント”という呼び方を一般化させた高視聴率番組で、つるの剛士、上地雄輔、木下優樹菜、里田まい、スザンヌらが出演。同番組には「おバカタレントの珍回答がまた観たい」(埼玉県/10代/女性)、「クイズ系ではNo.1だったと今でも思う」(長野県/10代/女性)などの声が挙がった。

 20代では、1999年から2001年にかけて一世を風靡したコント番組『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)が8位にランクイン。内村光良がオリジナルコントを書き下ろし、同シリーズからは「ミル姉さん」「はっぱ隊」など人気コントが数多く生まれた。「今でもネタを覚えているぐらい面白かった」(神奈川県/20代/女性)、「久々に新作が見たい」(埼玉県/30代/女性)との声も多かった。

 30代には、9位に『風雲!たけし城』(TBS系)の名が。こちらは、1986年から1989年まで放送。ビートたけしを城主とした難攻不落の“たけし城”を落とすべく、攻撃軍が数々のアトラクションに挑戦。子どもから大人まで熱狂させた伝説的なバラエティー番組だ。「様々な仕掛けとワイルドな演出に、子どもながらに興奮した」(神奈川県/30代/女性)、「子どもの頃の思い出」(神奈川県/30代/男性)と、幼少期に観たテレビの記憶がいかに強烈かがわかるコメントが寄せられた。

◆40代・50代には全員集合、ひょうきん族、ねるとんも人気

 40代の2位には、『8時だョ!全員集合』(TBS系)がランクイン。いかりや長介、加藤茶、高木ブー、仲本工事、志村けん(初期は荒井注)からなるザ・ドリフターズが出演し、コントをメインに歌などで構成された生放送の番組。最高視聴率は脅威の50.5%を記録している。「家族と仲良く、ゲラゲラ笑いながら観た」(神奈川県/40代/女性)、「小学生時代に大変楽しく観させてもらった」(愛媛県/40代/男性)と、昭和の家族団らんを象徴するお化け番組だった。

 また、40代・50代ともに人気だったのは、こちらも一大ブームを巻き起こした『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)。40代で8位、50代では1位に輝いている。ビートたけし、明石家さんま、島田紳助、片岡鶴太郎、山田邦子らがレギュラー出演していただけに、「とにかくメンツが豪華。1日だけでも良いから復活してほしい」(東京都/40代/男性)との声も。「個性的で新鮮で面白かった」(奈良県/50代/女性)、「何の規制もない昔のお笑いがいい」(神奈川県/40代/男性)と、刺激ある内容を懐かしむ人も多かった。

 また、とんねるずを司会に、一般視聴者が参加した集団お見合いバラエティー『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)も、40代で7位、50代で6位と健闘。「男女の見合い、出会いものは面白い」(北海道/40代/男性)、「素人参加型で一番面白い」(大阪府/50代/女性)のほか、「親から噂を聞いていた。SPでいいから観たい」(三重県/10代/女性)など若い世代からのラブコールもあった。

 全体を振り返ると、やはり長寿番組の人気は、時を経ても根強い。また、リアルタイムでは視聴していなくとも、親から子へ、その面白さが若い世代へ受け継がれていることも見て取れた。2018年春の改変でも、いくつかの新番組がスタートする。これらのように、長きにわたり視聴者の心を掴んで離さない番組の誕生に期待したい。
(文/衣輪晋一)

【調査概要】
調査時期:2018年1月25日(木)〜1月29日(月)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

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