「映画ドラえもん」シリーズ38作目『映画ドラえもん のび太の宝島』(3月3日公開)が、劇場上映に先駆け、小学館文庫から『小説 映画ドラえもん のび太の宝島』として2月6日に発売される。同映画の脚本は、『君の名は。』や『怒り』などの多くのヒット作品のプロデューサーであり、『世界から猫が消えたなら』『億男』などのベストセラー作家でもある川村元気氏。脚本家としてはこの『のび太の宝島』がデビュー作となる。
2020年東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式の演出チームにも選ばれたことでも話題の川村氏は、小説の刊行に寄せて「一番尊敬する作家は、藤子・F・不二雄だ。(中略)F先生へのリスペクトを語っていたら、藤子プロから『映画ドラえもん』のオファーが来た。(中略)のび太が見つける“宝物”とは何だろうか。そう考えた時に、それは金銀財宝ではないような気がした。過去に置いてきてしまった気持ちや、忘れてしまった感情。『のび太の宝島』では、そういったものを“宝物”と呼ぶことにした。子どもたちが、のび太の冒険にわくわくしたり、ドラえもんのギャグに大笑いしている横で、大人たちが“宝物”を思い出す。そんな“現代の宝島”になることを願っている」とコメントしている。
川村氏のオリジナル脚本のノベライズを担当したのは、涌井学氏。川村氏とは、『世界から猫が消えたなら』が映画化された際、主人公の飼い猫の視点で描いたスピンオフ『世界からボクが消えたなら』でもタッグを組んだ。ドラえもん史上最大の冒険である本作でも、みずみずしい筆致でドラえもんやのび太たちの活躍を、情感豊かに描き出している。
2020年東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式の演出チームにも選ばれたことでも話題の川村氏は、小説の刊行に寄せて「一番尊敬する作家は、藤子・F・不二雄だ。(中略)F先生へのリスペクトを語っていたら、藤子プロから『映画ドラえもん』のオファーが来た。(中略)のび太が見つける“宝物”とは何だろうか。そう考えた時に、それは金銀財宝ではないような気がした。過去に置いてきてしまった気持ちや、忘れてしまった感情。『のび太の宝島』では、そういったものを“宝物”と呼ぶことにした。子どもたちが、のび太の冒険にわくわくしたり、ドラえもんのギャグに大笑いしている横で、大人たちが“宝物”を思い出す。そんな“現代の宝島”になることを願っている」とコメントしている。
川村氏のオリジナル脚本のノベライズを担当したのは、涌井学氏。川村氏とは、『世界から猫が消えたなら』が映画化された際、主人公の飼い猫の視点で描いたスピンオフ『世界からボクが消えたなら』でもタッグを組んだ。ドラえもん史上最大の冒険である本作でも、みずみずしい筆致でドラえもんやのび太たちの活躍を、情感豊かに描き出している。
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2018/01/29